父の脳梗塞発症から2が月が過ぎようとしていました。
毎日の病院通いを何の苦も無く実行していた母もとうとう疲れが出てきてしまいました
た。
入院している父は毎日、「明日は何時に来る?」と聞き、母が元気に来てくれる事だけ
が楽しみでした。
父のリハビリは、1日に3~4回行われ、その間は病室にはおらずリハビリ室に行った
り、病棟内を歩いたりしていたので、母にとってはただ病院にいて、本を読んでいるだ
けで、横になることもできず、徐々に疲れがたまってしまったんです。
ある日、父がリハビリに行っている間
に、母が帰ってしまった様で、今までそんな事
をしたことがなかったから、ビックリしたそうです。
そこで父も母に疲れが出てきていることに気付いたんだと思います。
気付いたところで父にはどうする事もできず、ただ心配をし、夜も眠れなくなるといっ
たことになってしまいました。
老々介護によくある話です。