またまた父のリハビリでの話。
言語のリハビリで、漢字の読み方を答えるクイズがあって、出題した人が読めないっていうの漢字が随分あったそうです。
特に熟字訓は読めないですよね。
その中に「安普請」という言葉があったそうです。(ん?これは熟字訓ではないか?)
最近の若い人にはわからない言葉でしょう。
ほとんどの若い理学療法士たちはわからなかったそうです。
「やすぶしん」です。
安普請とは、あまりお金をかけないで家を建てる事で、実はこれもサザエさんでも
聞く事のできる言葉なんです。
昭和の言葉じゃないですか。
以前書いたサザエさんが出てくるブログ
こんな言葉がリハビリの中で使われたなんてビックリです。
父は「日本語漢字辞典」と「漢語辞典」の両方を持っています。
昔、私たちが育ったころは、学校で国語辞典と漢和辞典を使ったものです。
その頃は漢字辞典はなかったんでしょうね。
漢和辞典には日本独自の言葉(字)は載っていなかったんではないですか。
熟字訓なんかは載っていなかったんだと思います。
それの載っているのが漢字辞典だから、父は2冊準備した様です。
そして、リハビリで出題された色んな熟字訓を調べては喜んでいます。
いま行っているデイサービスでも時々漢字あてクイズなんかもやるようで、
お風呂目的でデイサービスに行っている父も、それだけは楽しく活動に参加
しているようです。
漢字は奥が深く父にはとても面白いと思います。