遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

熟字訓

またまた父のリハビリでの話。

言語のリハビリで、漢字の読み方を答えるクイズがあって、出題した人が読めないっていうの漢字が随分あったそうです。

 

特に熟字訓は読めないですよね。

 

その中に「安普請」という言葉があったそうです。(ん?これは熟字訓ではないか?)

最近の若い人にはわからない言葉でしょう。

ほとんどの若い理学療法士たちはわからなかったそうです。

 

「やすぶしん」です。

 

安普請とは、あまりお金をかけないで家を建てる事で、実はこれもサザエさんでも

聞く事のできる言葉なんです。

昭和の言葉じゃないですか。

 

以前書いたサザエさんが出てくるブログ

 

www.maple-enkyori.com

 

 

こんな言葉がリハビリの中で使われたなんてビックリです。

 

父は「日本語漢字辞典」と「漢語辞典」の両方を持っています。

 

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昔、私たちが育ったころは、学校で国語辞典と漢和辞典を使ったものです。

その頃は漢字辞典はなかったんでしょうね。

漢和辞典には日本独自の言葉(字)は載っていなかったんではないですか。

熟字訓なんかは載っていなかったんだと思います。

 

それの載っているのが漢字辞典だから、父は2冊準備した様です。

そして、リハビリで出題された色んな熟字訓を調べては喜んでいます。

 

いま行っているデイサービスでも時々漢字あてクイズなんかもやるようで、

お風呂目的でデイサービスに行っている父も、それだけは楽しく活動に参加

しているようです。

 

漢字は奥が深く父にはとても面白いと思います。