遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ヘルパーよしのの面白行動

4人の子持ちのよしのさん。

上の子2人が家から巣立ち、今は高校性と中学生の2人が家にいます。

でも自分の時間が十分にできるようになりました。

 

少し自分磨きもしたいと思ったよしのさん。

セカンドストリートでかわいいサンダルを発見。

靴下をはいていたけど、さっそく試してみたって。

そして鏡に映して写真撮影。

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わ~、かわいい。これ絶対良い。

 

でも、ちょっと待った。

足首のお肉はどうなってる。

 

そうなんです。実はよしのさんの足には、たくさんの柔らかいお肉が

ついているんです。そのお肉がどうやったら取れるか、日々考えて

います。

以前、

「ねえ、みんなのくるぶしの内側ってどうなってる?私、くぼんでるの。」

見せてもらうと、赤ちゃんの手の甲のくぼみのように、かわいくくぼんで

いるんです。

足首まで柔らかいお肉がぷよぷよしているんです。

膝にもつまめるだけ柔らかいお肉がついています。

それを面白可笑しく、みんなに見せてくれます。

「みんなの膝ってお肉ないんだよね。私、つまめるだけあるの。」

よしのさんの足は決して浮腫んでいるわけではないんです。

 

そこでサンダルをはいた自分の足が、どうなっているか、ズボンをまくって

再度後ろから写真に撮っていました。

すると、見事にサンダルの足首の所にお肉が乗っかっちゃっていました。

 

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これはダメだと思ったよしのさんは購入をあきらめたそうな。

 

職場のみんなに写真を見せて、

「これじゃ、買えないでしょ。みんなの視線が行くよね。」

 

私は、

「よしのさんの足首なんか誰も見てないでしょ。」

って言ったんですが、若いヘルパーたちは、

「いやいや、目が行きますね。」

って。

 

よしのさん、

「そうだよね。」「買わなくて良かった~」

 

そうか、自分だけが気にしてるんじゃなくて、やっぱり他人も

そういうところを見てるんだ。

勉強になりました。