遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

危ない危ない。やっぱり怪しい人達だった。

夕方、弟から電話がきました。

 

「来たよ。リサイクルショップの人だった。」

「で?怪しかった?」

「やっぱりね、電話は手当たり次第にかけてきたみたいで、

不用品の回収とか言って、家の中に入って、貴金属とかも

あれば二束三文の金額を渡して、他で高額で売るっていう

手口だな。ものすごく怪しかった。」

「それで食器はどうしたの。」

「追い返したよ。あんなのダメだよ。いずれさ、今後もこういう電話が

あったら、必ず教えてとは言ったけど、そっちからもきつく言って。」

 

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「でも良かった。なんとか回避できたんだね。」

「そうだね。」

「本当に危ないんだから。困ったもんだな。」

 

元々拒否とか断るとかしない母ではありました。

良くいえば人が良い、悪く言えばお人よし。

 

こういう人が認知症になれば、こういう心配も出てきます。

今回はたまたま私に電話があったから良かったんですが、やはり今後も

心配です。

 

今は特殊詐欺とか、考えられないような手口で近づいてきます。

今回も「無料でいらないものを引き取ってあげる」って言葉巧みに電話を

してきて、アポの取れたところに訪問し自宅にあがり、家の中を物色して

金目の物を探し、そして無料ではなく少ないお金を手渡し高齢者を安心させ

て、警察への通報を避けるような手口なんだなと思います。

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悪者は頭が良いです。

凡人には考えられないようなことを考えます。

 

そんなところに頭を使わないで、もっと別の所に頭を使いなさいよ。

 

安く手に入れたものを、他人に高く売る。

不用品をお金にする。

誰でも考えます。

 

でも、高齢者をだましてする事ではないと思います。

特に認知症の高齢者を。

わからなければ何をしても良い、ではないでしょう。

 

色々な事があります。皆さんもご注意を。