遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

姪っ子の名前がわからなくなりました

以前のブログで登場した私のいとこがいます。

 

 

www.maple-enkyori.com

 そのいとこが今回の私の上京に合わせて、両親に会いに来て

くれる事になりました。

 

19日に来てくれることを電話で伝えたところ、

名前を言っても誰の事かわかりません。

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このいとことは子供の頃一つ屋根の下で、1階と2階で生活していたので、

姉妹のようにしていました。

 

そんないとこの名前を忘れてしまいました。

 

名前を言ったら、

「それ誰だっけ。ピンとこないな。」

だって。

「お父さんの姉の子でしょ。」

「あ~、そうだったかな。」

こんな感じです。

 

先日は自分の弟の子(甥っ子)の名前も忘れていました。

 

こうやって徐々に身内も忘れていくんでしょうね。

 

日常生活は大丈夫なのか母に聞くと、

「デイサービスで色々な事をするから、それが楽しくて

それだけが楽しみなのよ。」

って、質問の答えになってないんですが、まあいいか。

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認知症の進行は止められませんが、母が生活の中で楽しさを感じ、

楽しみにしている事があるなら、このまま在宅が一番だと思います。

 

父はショートステイを時々使い、施設に泊まる事にも慣れていく練習を

していますが、母にはまだその経験をしてもらっていません。

 

近々母にも施設利用をお試ししてもらうように、ケアマネさんにも相談して

いこうと思います。

 

認知症の進行は本人が一番不安だと思います。

 

でもまだ「まだらボケ」と思える、しっかりした部分もあるので、

少しでも緩やかな進行であってほしいと思う娘でした。