遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

何とか話がわかりました。

実家につくとまもなく、偶然にも教会の方から電話がありました。

 

19日に教会に行く話はなく、9月1日に約束をしていた事が

わかりました。

 

教会の方と直接話ができて良かったです。

 

母のどうしても教会に行きたいという気持ちは尊重し、

10月に連れて行っていただくようにお願いしました。

 

ここ最近終活という言葉をよく聞きます。

母は以前から自分の事を色々考え、私に話をしてくれていました。

本を読むのが好きな母ですので、早くから終活の本を読み自分を

見つめなおしていたんです。

 

今は認知症になってしまい、色々なことで昨日のように振り回されます。

でも尊重すべきことは尊重していきたいと思います。

 

10月に教会に行ったら何をお話してくるのか、今日は私に教えて

くれました。しかし、10月まで覚えているとは限りません。

それでも母の思いを尊重していく。

10月の時点で忘れたら、私があの時はこういってたよって教えて

あげればいい。そう思う事にしました。

 

実は今日の午前中はちょっと出かけてきました。

その電車の中で、

 

f:id:maple-enkyorikaigo:20190818215022j:plain

 

盲導犬を見ました。

その忠実さに心が洗われるような気持になりました。

f:id:maple-enkyorikaigo:20190818215055j:plain

 

目が不自由でも、その不自由な部分を補ってもらうことで

普通に日常生活を送ることができるんです。

 

認知症の場合も同じ考え方でいいのではないでしょうか。

私は母が不自由してる部分を最大限に補い、あるいは補って

頂き、これからも母らしくしてもらえるようにしなきゃと

思います。

 

なんとか話がわかって今日はすっきりしました。