遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

俺の話も聞いてくれ。それでも俺は間違っているのか。

一昨日のブログで紹介したMさんの続き。

 

ケアマネさんは訪問前に必ず電話でアポを取ってから訪問します。

 

電話で訪問時間の約束して、ケアマネはMさん宅に訪問しました。

 

訪問するとやはり

「あとショートに来るなって言ってたか。」

 

やはりわかっていたんだなとケアマネは思いました。

 

ケアマネはMさんの口から何があったのかを聞きました。

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聞いた話は、施設側から聞いた話とほぼ同じではありましたが、

職員の対応のまずさは明らかでした。

Mさんが怒って当たり前だと思いました。

 

普通は利用者に何か頼まれて、すぐに対応ができない時は必ず

声をかけて、少々お待ちいただく旨をお話するものです。

そういう声掛けもせずに無視してその場から立ち去るなんて

ありえません。

 

確かに大声で怒鳴ったり、物を投げつけたりする行為は良くありません。

でもMさんがそこまで怒った理由がやはりあったんです。

 

ケアマネに話を聞いてもらったMさんは少しは落ち着きを取りもどし、

冬場に受け入れしてくれる、新しいショートステイを探そうという事

で納得されたそうです。

 

ケアマネは今回のMさんから聞いた話を、ショートステイの管理者に

話をすると思います。Mさんばかりが悪いのではない。職員が悪いから

Mさんが怒ったんだと。

 

ケアマネも自分の担当している利用者を守ります。助けます。

施設側だけが正しいわけではない。

 

また来月もMさんは普通にショートステイを利用します。

Mさんが穏やかに過ごせるように施設にも気を使ってもらいたいと

思います。

 

冬場のショートステイはあきらめました。