仕事が終わって帰宅しようとした時間。
17時半過ぎでした。母から電話です。
「ねえ、もうホテルに着いたの?」
また不思議な電話がありました。
「ホテル?まさか。今日は何日ですか?
なんでそんな電話かけてきたの?」
「今日、あんたが来る日かと思って電話したんだけど。
あれ違った?」
「先週行ったばっかりでしょ。2週連続しては行かれないよ。」
「なんだそうか。今日はあんたが夕ご飯のおかずを買ってきて
くれるのかと思ったわよ。」
「え、なんで、今日はヘルパーさんが来るでしょ。
あれ?まだ来てないの?」
「来てないわよ。これから来るのかしら。」
私の上京は大体日曜日から火曜日で、なか日の月曜日を通院にあてて、
日曜日はヘルパーさんが来ないので、私が夕食を準備します。
いつもヘルパーさんは16時頃には来ます。
すでに17時半が過ぎていました。
だからきっと、母の頭の中は日曜日になっており、私が来ると
勘違いしてしまったんだと思います。
また訪問忘れか。
ヘルパー事業所に電話をしましたが、つながりません。
仕方がないので、ケアマネさんに電話をしました。
ケアマネさんからもヘルパー事業所に連絡してみると
言ってくれました。
しばらくして、もしかしたらヘルパーさんも遅れているだけ
かもと思い、再度実家に電話を入れてみました。
やはり来ていませんでした。
母も
「今から来なくてもいいわよ。食べるものを作らなくても
冷蔵庫に何かは入っているから。」
でも、ヘルパーには食事以外に服薬もお願いしているので、
来られるなら来てもらわなきゃ、また母の服薬忘れに
つながってしまいます。
そうしているうちに管理者から電話がきました。
要するに采配ミスでした。
ケアマネさんからも電話があり、やはり忘れていたことを
話しました。
ケアマネさんからは事業所を2か所にしますかと言われました。
訪問忘れもこれで何回目?
私もヘルパー事業所の管理者です。
自分の事業所だったら、利用者から事業所変更の申し入れを
されても当然だと思います。弁解の余地もありません。
でもどうしましょうか。
母は以前も言いましたが、訪問してくれているヘルパーさんの
事はみんないい人よって言います。
事業所を変える事で、また違う人がくることの方が不安な点も
あります。
認知症でなければ変えていたかもしれません。
ケアマネさんは、次はないですねって言いました。
次がない事を祈ります。
訪問忘れ、服薬忘れ、色々ありすぎるのも事実ですが、
何とか我が家で起こったことを、次はしないように
少しでも向上につなげてもらえればそれでいいです。
でも、やっぱりやりにくいでしょうね。
常に見張っていられるような気がしているんじゃないで
しょうか。
利用者の娘が同業者って嫌ですよ。きっと。