遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

定期受診に行ってきました。

今朝、台風の影響で電車も止まったままだったので、駅前のタクシー乗り場が

いつにない行列。

 

病院まではタクシーに家の近くまで来てもらって行きます。

家の前が狭く、タクシーは入って来られません。

少し大きい道まで出ていきます。

 

そのタクシーを呼ぶのに使ったのが、

 

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 フルクル

 

アプリ入れてを開くと位置情報の確認画面が出ます。

 

その場で待っていれば、タクシーが近づいてきます。

 

これはいつも主人がやってくれます。

 

今日はなかなか来ないだろうなと思ったら、わりとすぐに

来てくれました。ラッキーでした。

 

病院に着き受付を済ませて、脳神経内科の窓口に行くと、

父の主治医が交通機関の関係でまだ到着していないとの事。

 

母の主治医が一緒にみてくれるとの事でした。

 

父の主治医もとても良い医師ですが、母の主治医はさらに

良い医師で、今日の診察はとても楽しい診察でした。

 

母の主治医と言っても、父が脳梗塞で入院した時に最初に

診てくれたのがこの医師だったので、診察も全然問題ありません

でした。

 

診察で父は体調にはそんなに変化は感じないが、耳がどんどん

悪くなり、聞こえが悪くなっていることを話ました。

 

すると医師からは一度耳鼻科に行って診てもらえばどうですかと

言われました。ただ耳垢を取っただけでも耳の聞こえが良くなる

事もあるからと言ってくれました。

 

でも今の父は受診の科を増やすことは困難だと言い、今日は見合わせる

事にしました。でもいずれは受診した方が良いと私も思いました。

おそらく老化現象だと言われるんでしょうけど、もしかしたら

耳垢かもしれないと思うところもあります。

 

まあ、いずれ。

 

母には今日は何曜日から質問が始まり、今朝は何を食べた?昨日の夜は

何を食べた?

 

ほとんど答えられませんでした。

でもその答え方が本当に最もらしく答えるので、医師も笑っていました。

 

で、一言、「元気だね」

 

この主治医の診察は、外面ではなく普段の姿を引き出しながらの診察と

いうのが良くわかります。素が出てます。母の素のままが。

それでこそ正しい診断ができるんだなと思います。

 

表面だけでは認知症の診断は正確性にかけると思います。

でもそんなことはありません。

しっかり母を診てくれています。

 

結果的に二人とも薬の処方は変わりなくで終わりましたが、

決して2分診察ではなく、ちゃんと診察してくれました。

 

ありがたいと思います。

 

「変わりないですか。変わりないですね。じゃあいつもの薬を出して

おきますね。」

 

これなら私にも言えます。

 

こんな医師が多いです。

 

でも決して両親の診察はそんなものではありません。

主治医には本当に感謝しています。