実家に帰省していつも気になるのが、各所にあるタオル類。
何故か一番きれいなタオルがトイレのタオル。
トイレットと書かれた、トイレ以外にはかからないタオル。
これは比較的新しいものを使用しています。
問題はそれ以外のタオル。
台所の手拭きに下がっているタオル。
これがいつみても洗っていないようなタオル。
先日はとうとう
「これ手拭きじゃないでしょ。雑巾でしょ」
ってくらい煮しまっていました。
母にすれば
「失礼ね、ちゃんと洗っているわよ。」
でもそうは見えないんです。
そんな話を事業所でしたら、一人のヘルパーが
「この間友達が泊まりに来たんだけどさ、我が家の洗濯物の
バスタオルの柄が消えかかっているのを見て、こんなタオルしか
ないのかと思ったらしく、その次に来た時お土産にバスタオルを
持ってきたんだよ。」
「大きなお世話だと思うんだけどさ、他人から見たら汚く思うん
だろうね。でもさ、子どもが生まれた時から使っているバスタオル
だと愛着もあるし、捨てられないんだよね。でも他人からみれば汚い
のかな。」
「バスタオルだって、貰い物が箱に入ったまましまってあるんだよね。
ないわけじゃないんだよね。古いのは捨てて新しい物にすればいいのは
わかるけど、そのうちの人が良ければいいんじゃない。」
そうか。そう言われれば自分の家もそうだった。
頂き物のタオルなんてたくさんあるのに、なぜが薄くなったような
タオルを使っている。
利用者のお宅に行っても、やはりもう少しきれいなタオルはないのか
と思ってしまう。でもその考え方はいけなかったのかも。
本当に洗ってなくて不衛生なものはダメですが、洗っているのなら
それはそれで良しとしなきゃいけないんですね。
実家の母にも悪い事を言ってしまったようです。
自分の事は棚に上げて。
でもやっぱり台所の手拭きくらいは新しいきれいなタオルに
そっと交換して来よっと。
タオルをタンスの肥やしにしないで、きれいなのを使いましょう。
タオルの持つ本来の風合いが失われたら、やっぱりタオルは
寿命かなと思います。
だって、柔軟剤の香りもつかなくなるし。
どこのお宅にもありそうな、引き出物のタオル。
使ってあげましょうよ。