遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

私が訪問忘れをしてしまいました。

 

 

ヘルパーには訪問忘れというあってはならない失敗があります。

 

私は事業所の管理者として、施設長から怒鳴られたりすることは

多々あります。

 

でもそれは事業所のヘルパーが何か失敗した時、その報告に行けば

すべてが管理者の責任として怒鳴られます。

 

最初の頃はそれに耐える事で精一杯でとてもつらかったです。

 

しかし、今回は自分が自ら失敗をしてしまいました。

 

今の施設長は女性なので、以前のような怒鳴られる事はなくなりましたが、

でもやはり報告に行くのは苦痛です。

 

自分の中ではなぜ忘れてしまったのか、その原因は明らかですが、

それをあえて口にすれば、すべてが言い訳となります。

 

だから、ただ単に忘れたと言って余計な事は言いません。

 

案の定施設長からは厳しい言葉がありました。

 

当然です。すべて自分が悪いんですから。

 

 

 

でも、ふと思います。

 

もういい。こんな思いはあとしたくない。

 

責任という言葉にいつもつぶされそうです。

 

 

どんな部署でも、どんな職種でも、失敗のない部署はありません。

 

だけど、現実から逃げたくなることもあると思います。

 

ブログを更新しながらも、気分は落ち込んでいます。

 

この憂鬱感を時間が取り除いてくれるのか、それとももうダメなのか。

 

はっきりいって不安です。

 

 

今回の事は後悔の塊

 

文句の言い場所もありません。

 

 

 

 

それより、一番迷惑をかけたのが訪問してもらえなかった利用者です。

 

ご家族に謝罪に行きました。

 

ここのお嫁さんも施設にお勤めで、立場や気持ちも十分にわかって下さり、

今回はこのご家族に救われました。

 

それこそ怒鳴られて当然なんです。

 

でも、怒ることなく許してくださいました。これからも長いお付き合い

なので、また来てくださいと言ってくださいました。

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本当にありがたかったです。

 

 

 

 

それでもやっぱりど~んと穴のどん底にいる私です。