デイサービスをしばらくこのままお休みする事になった両親。
話を聞くと、父は毎朝母に体を拭いてもらっているとの事。
じゃあ母は?
今日ヘルパー事業所に電話をしました。
そしてヘルパーさんの訪問中に入浴するように声掛けを
お願いしますと伝えました。
今日の訪問時間は16時との事だったので、母に15時になったら
お風呂を沸かしておくように言いました。
そしてなんとか久しぶりに入浴できた様でした。
そこに至るまでが大変でした。
またまた、電話でのやり取り。
「もしもし、お父さんが言いたいことあるんだって。
変わるね。」
「変わりました。お母さんをね、デイサービスが
迎えにきてお風呂に行く話あったでしょ。あれは
どうなったの?」
「ディサービスはしばらくお休みするって返事したよ。」
「そうなの。おかあさんがね、迎えに来るんじゃない
かって言うからさ。」
「大丈夫、来ないから。」
「わかった。お母さんと変わるね。」
「はい。それであたしのお風呂はどうするんだっけ。
デイサービスに行くんだっけ。」
「違うよ。家でヘルパーさんがいる時に入るのよ。」
「あぁそうか。」
「だから、ヘルパーさんが来る時間の前にお風呂を
沸かしておいてね。」
「わかった。」
「やっぱり、声をかけてもらった方が良いでしょ。」
「え?誰に?デイサービスに?」
「???何言ってんの?ヘルパーさんに。」
「ヘルパーさんがどしたって?結局私のお風呂は
デイサービスに行くんだっけ。」
「はぁ~。(怒)」
「だから、ヘルパーさんがいる時間に家でお風呂
に入るの。わかった。」
「あ、そうか。わかった。」
こんな会話です。
半分怒り、半分笑い。
電話での母との会話はいつもこんな感じ。
短期記憶が3秒。3分ならいいんですが、言った途端に忘れます。
身体が丈夫で認知症の母と、体が不自由で頭がしっかりしている父。
二人でいるから何とかなっています。
以前も言いましたが、本当にぎりぎりの在宅生活。
夕方電話しました。
「お風呂入った?」
「入ったわよ。気持ちが良かったわ。」
「もともとお風呂が大好きなんだから、入ろうよ。
週に何回入りたい?」
「そうね、3回は入りたいわね。」
「じゃあ、月・水・金で入ろうか。ヘルパーさんに
頼んでおくよ。」
「そうね。ありがと。」
こんな会話をしました。
入浴も続いてくれればいいんですが、またすぐに忘れてしまうので、
ヘルパーさんに協力していただかないと。
入れば気持ちいいんだから入ろうね。