先日児童館で言葉遣いの悪い小学生の事を書きました。
そのブログはこれ
↓ ↓ ↓ ↓
この続きではありません。
関連性はあるかもしれませんが、別の話なんです。
最近のお母さんお父さんは、自分の子供の事を怒らないんでしょうか。
ニュースではしつけと称して暴力を振るう親の事が頻繁に入りますが、
怒る親と怒らない親が両極端な世の中なんでしょうか。
先日みんなで使用する体育館の広場で、子供が他人の親に怒られて
いる所を見ました。それは良いんです。
問題は怒られている子供の親が、知らないふりをしているんです。
自分の子供が何か悪い事をして、他の親に怒られていたら、まず
その怒っている親御さんに謝りませんか?
「うちの子が大変ご迷惑をかけてしまってすみません。ごめんなさいね。」
そして自分の子供にも謝らせて、どうして怒られたのかを教えなきゃ
ならないんじゃないでしょうか。
その怒られた子供の親は、自分の子供が怒られて当然のことをした事は
わかっているんです。だから、怒っている親御さんを責めたりはしませんでした。
ではなぜ自分で怒らないんですか?
他人に注意させて、自分は優しい怒らない親でいたいんでしょうか。
その光景は見ていて違和感を感じました。
逆に怒ってくれた親御さんは素晴らしいと思いました。
もう一つ。また別の話です。
児童館にお迎えに来たお母さんが、自分の子供のやっていることを見て、
「そんな事したら先生に怒られるからやめなさい。」
って。
それって怒ってます?
先生に怒られるからやめるんですか?
子供は何を怒られているかわかっているんでしょうか。
騒いでいる事?廊下を走っている事?
怒るってどういう事なんでしょうか。
教えるって事なんじゃないですか?
例えば廊下をなぜ走っちゃいけないのか。
友達とぶつかったら二人とも痛い思いをするから走っちゃいけないんだよ。
それを怒って言うなら
「廊下を走るなって言っただろう。なんで走るんだ。
もし友達とぶつかったら二人とも痛い思いをするんだぞ。
怪我するかもしれないんだぞ。
何で走っちゃいけないかわかったか。」
こうならなきゃいけないんじゃないですか。
「先生に怒られるから走らないの」
そうじゃないでしょ。違うでしょ。
怒られるから走らないんじゃないんです。
それが今の若いお母さんにはわからないんでしょうか。
夫婦でも子供を怒る時、怒らないお父さんは
「そんなことすればお母さんに怒られるぞ。」
ってお父さんは怒らないんです。
お父さんは怒らない優しいお父さんなんです。
それによってお母さんは怒らないお父さんに対してストレスを
感じてしまいます。
怒る事、子供を注意する事はとても難しい事だと思います。
でも危険な事だったり、犯罪につながるような事は絶対にいけない事
だとしっかり教えなければなりません。
それも子供のうちに。
自分の子供は、自分そのものだと思ってください。
よく「そんな子に育てた覚えはない」って言う親がいます。
いやいや、そうしたのはやっぱり親だと思います。
小さい頃、小学生の頃にどうだったのか。
自分がこの年になり、よ~く考えると反省する点が見つかります。
そうならないように、今の若いお父さんお母さんには頑張って
ほしいです。
これからの日本を背負っていく子供を良くするも悪くするも
今のその親の接し方次第です。
怒る時、注意する時の言葉かけにちょっとだけ気を付けて
みてください。
しつけは学校ではなくやっぱり一番は家庭です。
親が怒ったって子供は親の事を嫌いにはなりません。
怒った後に優しく接してあげれば安心して眠ります。
そして、日々成長していきます。
すべてが良い子に育ちますように願う今日この頃です。