遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

力を使わない次世代介護のデモ機が来た

 

 

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現在介護職の人の何%の人に腰痛があるんでしょうか。

 

移動・移乗にはどうしても抱き上げが必要だし、側臥位にするにも

大きい方だと多少の力が必要となります。

 

そんな介護が重労働となり、腰痛を起こして離職につながるケースも

多いと思います。

 

そんな介護職離れを無くすために、これからはロボット等の力を借りて

介護を行う事になってくるようです。

 

今日私たちの利用者宅に、移動を楽に行うためのリフトのデモ機

搬入されました。

 

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これはカタログの写真です。

 

今回このリフトを利用したいと考えている利用者は、普通体形の男性。

 

片足欠損で、車いすとベッドとの移動を一人で行うのが困難で、

いつも二人体制で移動しています。

 

介護保険の利用には介護度によって利用限度額が定められており、

今回このリフトを利用する事で、二人体制をとらずに一人で移動が

できるのなら、限度額オーバーが避けられるのではないかという事

でケアマネさんが導入を考えられました。

 

確かに力で抱き上げる必要はなく、とっても楽に移動ができる事は

確かです。

 

例えば、食事をするのにベッド上ではなく、ちゃんとダイニングテーブルに

ついて食事がしたい。

 

そういう時にゆっくりとベッドから車いすに移動する。

 

それなら慣れてくれば女性でも一人でできるようになるでしょう。

 

しかし今回使いたかったのは透析通院前で時間までに病院に到着しなければ

ならない状況で、ゆっくり時間をかけて移動する余裕はありません。

 

そうなると、せっかくのリフトも時間がかかりすぎて、待って

いられなくて使用したいと思わなくなりかねません。

 

抱き上げないけど時間はかかる。

 

これはどっちがいいでしょうか。

 

今の施設介護では限られた時間の中で全員のおむつ交換をしたり、

食堂に移動させたり、それが施設の現状です。

 

在宅で時間の余裕のある介護にはとても良い用具ですが、

限られた時間の中で行う介護には、今回のリフトはあまり

適さないような気がします。

 

デモ機が来た今回の利用者さんご本人は、とっても気に入られている

ようで、しっかり覚えてほしいようなことを言っておられました。

 

でも実際にはどうなんでしょう。

 

上手く使えば楽に介護はできると思います。

 

上手く使えて腰にも優しく、利用者にも安心を与えられ

さらに時短につながる様であれば、最高の物になると思います。

 

そんなものがさらに改良されて出てきたら良いなと思いました。

 

このデモ機は1週間だけお試しできます。

 

じっくり考えみんなで検討して今後使用していくか

やはり人の力で移動介助を行うか決めたいと思います。

 

 

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腰痛は避けたいですが、でも本音はやはりぬくもりのある人間の介護が

一番じゃないかなと思っています。