遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ショート中の母から電話がきました。

 

 

 

今日私は公休日。

 

朝からはてなブロブを開き、ブロガーさん達のはてなブログの操作方法

等の記事を読みあさっています。

 

そしてわからない事だらけで、日々色んな事をやってみたり、試してみたり

しています。

 

 

両親もショート中で問題なさそうだし・・・

 

と思っていたら、母から電話がきました。

 

「おはようございます。あのね(弟の名前)がね、私たちが施設に入っている

間に、お風呂場が汚いからきれいにしようと思っているって言うから、

それは良い事ねって言ったんだけど、それが終わったらしくうん十万円かかった

って言うのね。そしたらお父さんがね、きれいにするだけでそんなお金が

かかるはずがないって言うのよ。ちょっとお父さんに変わるね。」

 

「何か弟から話を聞いてる?」

 

「聞いてないよ。今お母さんから聞いただけ。」

 

「お母さんの言ってることが良くわからないんだけどね、きれいにするだけ

にしてはお金がかかりすぎるし、そんなお金をかけて何かするんなら、相談

があってもいいんじゃないかな。お母さんにそのお金を払ってほしいって

言われたんだけどどう思う?」

 

「ただペンキ塗ったって事じゃなくって、浴槽でも変えたのかしら。どんな事を

やってくれたのかは見ないとわからないけど、お金を無駄遣いするような

弟ではないから、なにかやったんだろうね。」

 

「お金を出してっていうなら、相談があるはずじゃないか?」

 

「お金を出してもらおうなんて思ってないと思うよ。二人のためにやって

くれたんだと思うよ。」

 

「そうかね。」

 

「弟に確認するから。」

 

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そう言って一旦電話を切り、弟に確認の電話を入れました。

 

「ねえ、お風呂場を修理かなんかした?お母さんから電話が来てね、

お風呂場をきれいにしてくれたみたいで、費用がうん十万円かかったって

言うんだけど。」

 

「え、何言ってんの。追い炊きボタンを押すとエラーが点灯したから、

修理と点検をしてもらっただけだよ。費用は出張費と部品で4900円

だったよ。」

 

「全然言ってる事違うじゃない。お父さんが何だか変だって、確かめて

っていうからさ。」

 

「認知症なんだからさ。この間なんか薬を忘れたって言ってさ、届けに

行ったら施設で預かっていることを忘れててさ、そのあとは湿布がないとか

言って、預かってる事が頭に残らないんだよね。」

 

「薬を忘れたって電話来た来た。そうか医務管理だったのね。

まず安心した。大金支払わなきゃならないって心配していたから

それは大丈夫なのね。」

 

その旨を再度父に伝え、一件落着となりました。

 

母の言葉にいつも困惑します。

 

でも何か変だと思えば、父が私に電話をかけるように母に指示するので、

何とかなっています。

 

たった1週間のショートなのにやっぱり電話が来ました。

 

またあるかしら。

 

それにしても、弟がきれいにするって言ったとか、うん十万かかった

とか、どこからその言葉が出てくるんでしょうか。

 

夢でしょうか。本人は違うと、勘違いだと言っていますが。

 

 

 

いつでも電話ください。心配事はためないで。

 

 

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