今朝3時。私にとっては真夜中です。
スマホの目覚ましで起床している私ですが、違う音楽に
ビックリ。
確認すると母からです。
これは何かあったと思って飛び起きました。
「なに?どうしたの?」
不安いっぱいで電話に出ました。
「もしもしあのさ」
あら?いつも以上に元気な母。
「どした?」
「日中仕事で働いているお母さんがいるじゃない。」
「???日中働いているお母さん?何言ってんの?」
「日中働いているお母さんの代わりに、子供を幼稚園に
迎えに行って家で子供を預かってあげようかなと
思ってるんだけど、どう思う?」
真夜中3時に電話でこの話です。
母は昔60代~70代くらいまで、保育サポーターとして
何人もの子供たちを自宅で面倒見ていた事がありました。
60を過ぎてからヘルパー2級の資格を取ったり、保育サポーター
は確かその後に取りました。
保育サポーターとしてはだいぶ長く活動しており、
中にはアメリカ人の子供もいたことがあり、父がある程度
英語もわかったので、区の担当からも重宝がられてしょっちゅう
声をかけてもらっていました。
その記憶がよみがえってきたんでしょう。
「なんで今そんな話をするの?」
「いや~、日中暇だからさ、どうかなと思ってあんたに
聞いてみようと思ってね。」
「あのさ、今何時だと思ってるの?」
「え?今?えっと3時かな。」
「今夕方じゃないのよ。なんで起きてるのよ。」
「トイレに起きてね。ちょっと電話してみようかなと
思って電話しちゃったの。寝てた?」
「寝てるに決まってるでしょ。」
「あら、ごめんなさい。」
もう、全く。昼夜逆転した?
日中仕事の合間で母に電話を掛けました。
もしかして日中寝てるかもしれないので。
そしたら案の定寝てました。
「ちょっと、何で寝てるのよ。ダメだよ、また夜寝ら
れなくなるわよ。」
「そんな事無いわよ。」
「夜中の電話覚えてる?」
「覚えてるわよ。寝てるのに悪い事したなと
思ったわよ。」
あら、まともな事言ってる。
電話の内容も覚えていたし。
「だからなんで急に昔の事を思い出したの?」
「それがさ、昔子供の時預かっていた子のお母さん
から大学を卒業しましたってはがきが来たのよ。
引っ越しちゃって今は近所にはいないんだけど、
連絡くれたのよ。」
「え~。それはありがたい話だね。それで思い出
したんだ。」
「そうかもしれないね。」
「でも今は無理よ。できないよ。」
「そうか。わかりました。」
母の思い出は大事にしつつ、現実にはできない事も伝え
何とか話は終わりました。
しかしビックリしましたよ。
夜中の電話は初めてでした。
これからもあるんでしょうか。
正気なところと、おかしなところと半々でした。
夜は寝て下さい。お願いします。