遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

クレーム。いまだに父の介護度がわからない事実

 

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10月の末に父の腰痛の悪化から月途中で変更申請をしてから

もうすぐ2か月。

 

医師の意見書が11月の末になり、認定審査会が12月6日に

やっと開かれました。

 

11月1か月は要介護1になるであろうと考え、ケアマネと私

で相談し、サービスを増やして両親の負担を軽減する策を考えて

きました。

 

二人でショートも利用しました。

 

父の身体介護も増やしました。

 

これがもし要介護にならなかったら、限度額オーバーとなり、

普段1割の負担が10割の自己負担が発生してしまいます。

 

でもそれも11月は仕方がないかなと思っていました。

 

12月の認定審査会で介護度が決まれば、12月からのサービス

内容を見直せばなんとかなるのかなと考えていました。

 

昨日12月のショートの相談をしたくてケアマネに連絡をしたら、

介護度が決定したかを再度、区に問い合わせてくれないかと

言われ、すぐに区の介護保険係に電話をしました。

 

先日かけた時、システム障害で介護度がわからないと言われ、

また来週かけて下さいと言われたこともあって、システムが

復旧していることを願って掛けました。

 

そしたら、まだ復旧していないとの事。

 

これは大変です。

 

それもまた来週かけて下さいって言われました。

 

来週ってもう月の半分ですよ。

 

サービスの調整も何もできなくなるじゃないですか。

 

そこで思わずクレームを出してしまいました。

 

私はあまり怒ったり非難したりしません。

 

しかし今回はそんな事言っていられません。

 

「どうしたんですか。介護度が下がる事によって限度額オーバー

してしまう人が大勢出てくるかもしれませんよ。支払えない

高齢者も出てくるかもしれないじゃないですか。それを区が

負担してくれればいいですがどうなっているんでしょうか。」

 

「申し訳ありません。」

 

区の担当にもどうする事もできないと言った返事でした。

 

「ちょっと確認しますから、おまち下さい。」

 

「いえ、いいです。来週なんですね。」

 

これは大変な事が起こっています。

 

テレビでよく見る、担当が並んで頭を下げるシーン。

 

あれと同じ事が起こっています。

 

ヒヤリハットのレベルじゃありません。

 

始末書以上の状況だと私は思います。

 

人のミスではなく、機械の故障なのかもしれませんが、

多くの区民にたいへんな損害を及ぼす可能性があります。

 

利用者が支払えなければ、事業所だって困ります。

 

 

 

 

 

 

介護度がまだわからない旨をケアマネさんにすぐ連絡しました。

 

そしたらさらにビックリ。

 

ここの区だけでなく、他でも同じようなシステム障害が起こっていて

毎日まだかまだかと待っている様なんです。

 

これは区のレベルじゃなくて都のレベルなんでしょうか。

 

これからテレビで取り上げられるかもしれませんね。

 

水面下ですませて良い事ではないと思います。

 

高齢者が支払う利用料はけっして安い金額ではありません。

 

一割負担でも要介護4・5となれば高額です。

 

少ない年金の中でやりくりしている高齢者は、このくらいまで

なら利用料を負担できるかなと計算してサービスを利用しています。

 

それなのに突然介護度が下がったから、10割負担分が発生してしまい

とんでもない事が起こります。

 

1日でも早く何とかしてほしいです。

 

介護保険をまだ利用しない若い方には良くわからないかも

しれませんが、大変な事が起こっているっていう事だけでも

わかって下さい。

 

 

 

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