遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

小規模多機能型居宅介護は忙しい

 

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夕方主人の一番上の兄のお嫁さんのお母さんから電話が来ました。

 

要するに義姉のお母さまです。

 

主人にかけてきたようですが、私が出てしまいました。

 

先日亡くなった叔母さまと同じ町内にお住まいだったので、

お線香をあげに行ったけど、どなたもいなかったので、

息子さんの電話番号を教えてほしいと言う要件でした。

 

そしたら、義姉が忙しくてちっとも相手をしてくれないって。

 

お父さんを介護していた義姉はその時は実家に同居していました。

 

主人の兄とはもうお別れしていたので、実家に戻っていたんです。

 

お父様が亡くなってお母さまと娘さんと3人で過ごされていると

思ったら家を出て行っており、お母様は今一人暮らしだとか。

 

こちらからは何も聞いていませんが、話し相手が欲しかったのか

色々なことを話始めました。

 

その義姉が今務めているのが、小規模多機能型居宅介護だった。

 

※ 小規模多機能型居宅介護とは

  地域密着型サービスの一つとして誕生し、同一の事業所が

  「通所介護(デイサービス)」

  「訪問介護(ヘルパー)」

  「短期入所(ショートステイ)」

  を一体的に提供する事ができるサービス

 

その管理者とケアマネと両方をやり、事務までやっているとの事。

 

まあ義姉からちゃんと聞いたのではなく、お母さまから聞いた話

なので、本当に何役もやっているかはわかりませんが。

 

そしてあまりの忙しさに体がもたない様で、退職を申し出たら

 

「うちの事業所をつぶすつもりか。やめるなら代わりの人材を

探してから辞めろ」

 

と言われたとの事。

 

本当でしょうか。

 

管理者とケアマネの兼務はあるかもしれませんが、事務的な

ことまでやらなければならないのはどうでしょうか。

 

やはり人手不足で大変なんだって言ってたと言っていました。

 

小さい事業所だから大変だって。

 

休みの日も電話がくれば職場に行くし、出勤の日はもちろん

帰宅時間は遅いし。

 

用事があって電話をかけても出ないで、あとからかけなおしてくる

から当てにならないしって。

 

今は我が法人では働き方改革でノー残業デーができたり、色々少し

だけ変わってきました。

 

それでも人が増えるわけではないので、帰らなきゃならないのが

辛い時もあります。

 

でも義姉の所ではそんな状況ではない様です。

 

利用者にとっては、いくつもの事業所と契約しなくてもいつもの

顔なじみの職員と一緒に過ごせる事は良いことだと思います。

 

しかしやはりその分職員は大変なんでしょう。

 

その管理者となればやはり忙しさは半端じゃないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

でも一緒に同居していた実家から離れたって。

 

まあ親子であってもいつも一緒だともめ事もあるでしょう。

 

何か事情があったんでしょう。

 

母を一人実家においたまま出てしまった。

 

スープの冷めない距離で別居が一番うまくいくと私も思いますが。

 

 

お母さまも誰かと話がしたかったんでしょう。

 

相手が欲しかったんでしょう。話が止まりませんでした。

 

大丈夫です。私は聞く耳を持っていますから。

 

 

義姉に変わって15分くらい話をしました。

 

話し終わったら落ち着いて電話を切られました。

 

 

 

義姉は今はそんな余裕がないんでしょう。

 

母の話をゆっくり聞いてあげられる余裕が。

 

私でよければまた電話ください。

 

おつきあいしますよ。

 

 

でも私って、お母さまにとって、、、

娘の別れた旦那の弟の嫁。

 

全然関係ないとは言いませんが遠い人です。

 

 

 

 

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