父の腰痛が悪化した時点で変更申請をお願いし、何とか要支援から
要介護となり、良かった事がたくさんありました。
とにかく介護保険の支給量が大幅に増えた事。
父が自分でできなくなったことを母がカバーする事がとっても
大変な状況だったので、とても助かります。
まずショートステイの利用日数が増える事。
父が在宅にいる限り母は大好きなデイサービスに行くことが
できません。
逆に父がいない時は毎日デイサービスに行ってもらわないと
認知症の母を一人にしてはおかれません。
父がショート中に毎日デイサービスに行かれることを
ものすごく喜んだ母です。
ショートステイの利用日数が増えた事は両親どちらにとっても
良かった事なんです。
ヘルパーさんの利用を増やす事ができる事。
現在父は夜間にはトイレにいかず、紙パンツと尿取りパットで
一晩を過ごします。
日中より夜間の方が排泄量の多い父は朝起きればパンツの交換を
しなければなりません。
ヘルパーさんを要支援の時は週3回しか利用できませんでしたが、
今後は毎日でも利用する事が可能となり、ヘルパーさんが
来ない日は母が交換の手伝いをしていましたが、全部ヘルパーさんの
介護を受ける事ができるようになります。
これも母にとってもありがたく、母も父の手伝いが大変なのよと言って
いたので、良かったです。
レンタルのベッド。
これも良い物になって、利用料金が若干安くなります。
汚れたり、壊れたりがあってもすぐに交換もしてもらえます。
今までの物でも不都合な事はありませんでしたが、でも
交換してくれました。
それから区のサービスにおむつ支給サービスがあり、この対象に
なりました。
毎月決められた量の、おむつでもパンツでも尿取りパットでも
必要なものを届けていただけます。
父が今使用している尿取りパットは支給のリストになかったので、
引き続き購入する事にしましたが、リハビリパンツを支給して
頂けるだけでありがたい事です。
ちょっと考えただけでもこれだけの良い事がありました。
介護保険の制度は使って初めてその良さがわかります。
介護保険料だけを支払っている健康な方にはその良さがまだ
わからないと思います。
すべてが良いとは言いませんが、でも少なくても今の私の両親には
とても有難い制度です。
遠方に住む私のような娘が、ある程度安心して両親を任せられる事。
これが何よりありがたい事です。
介護が必要なご家族を、自分達だけで介護している方がいらしたら
無理をしないで、介護保険の制度を利用してください。
介護保険料払っているんですから、使った方が良いですよ。