遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ミキサー食が無事に到着しました。

 

 

 

 

昨日送ったミキサー食が無事に実家に到着しました。

 

夜7時半頃父から電話が来ました。

 

 

「ミキサー食送ってくれてありがと。今日のヘルパーさんが解凍して

お皿に出してくれて食べたんだけど、何の味だかわからなかったよ。」

 

「あら、そうだった。袋に何味とか材料とかそれなりに書いたんだけど

わからなかったかしら。」

 

「それでね、ヘルパーさんがお母さんにも出したみたいでね、お母さん

食べちゃったみたいだね。」

 

「ほんと~(笑)お母さんも味見したかったかな。」

 

「お母さんはこれじゃなくてもヘルパーさんが作ったもの食べられる

んだから、食べなくてもいいのにさ。」

 

「お母さんに代わって。」

 

「はい、なあに。」

 

「お母さんもミキサー食食べてみたの?」

 

「さあ、覚えてない。」

 

「何を食べたかもわからないか。」

 

「全然覚えてない。でも美味しかった事だけは覚えてるわよ。」

 

「あらそ~お。じゃあ良かったわ。なるべくお父さんに食べさせて

あげてね。」

 

「はい、わかりました。」

 

 

 

  

 

 

 

別に母が食べても良いんですが、父は減ってしまうから困るような

感じでした。

 

はい、わかりましたとは言いましたが、どうでしょうか。

 

たぶんまた食べるでしょうね。

 

良いんですよ、食べても。

 

 

でも、5種類のものを2つずつ送ったので、10個あればしばらく

もつかなと思ったら、1回に1種類を食べてしまったので、この

ペースで食べたら5日しかもたない事になります。

 

これは大変。

 

とっても続けられない。

 

 

ところが父が、

 

「何とか形のあるものも飲み込む事ができるようになってきてね、

昨日(弟)が買ってきてくれたビーフシチューを肉を細かく

してもらったら食べられたんだよ。」

 

と言うことで、必ずミキサー食でなくても大丈夫だという事が

わかりました。

 

母がデイサービスで出かけた時とかそういう時に食べてもらえば、

ミキサー食を夕食に出さなくても良いようです。

 

 

 

 

 

平日でも我が家の夕食でミキサーできそうなおかずだったら

ストックにして休みの日にまた郵送できればいいのかな。

 

あまり頑張りすぎずに頑張りますよ。

 

父の食事が心配だったんですが、何とか解決策も見つかり何となく

ホッとしました。

 

ミキサー食を続ける事も大変な事ですが、でも楽しみもあります。

 

本来好き嫌いが多かった父ですが、ミキサー食にしてしまえば

なんでも食べられますから、栄養も満点です。

 

沢山食べて体力が戻れば、腰痛だって治ります。

 

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お父さんは頑張って食べる事

 

お母さんは楽しみながら頭を使う事

 

これが今の二人に必要な事だと思います。

 

 

 

 

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