遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

ヘルパー管理者さんから電話がきました。

 

 

 

 

仕事帰りに珍しくヘルパー管理者さんから電話がきました。

 

何かあったのかと心配になり電話にでました。

 

「報告があって電話しました。土曜日の朝訪問したヘルパー

からの報告なんですが、お父さんが37度2分の微熱があった

様なんですよ。今はもう6度台に下がりましたから大丈夫

そうですけど。そんな事がありましたので、娘さんにお伝え

しておこうと思いまして。」

 

「そうだったんですね。熱はヘルパーさんが測ってくれた

んですか?」

 

「朝のヘルパーが測っていたみたいです。それでお父さんが

その日清拭しなければよかったけど、やってもらったんです

って言っていました。でも今は元気ですから大丈夫ですよ。」

 

「検温してくれてて有難うございました。食欲はどうですか?

食べていますか?」

 

「食欲がないとか、食べていないっていう報告はありませんから

ちゃんんと食べていると思いますよ。」

 

「良かったです。」

 

「それから、お二人のリハビリパンツを捨てる場所なんですが、

寝室のごみ箱に直接捨てていて寝室が臭ってしまうので、蓋つき

のバケツを購入しても良いですか。」

 

「え、そんな事をしていましたか。すみません買って下さいますか。」

 

「じゃあ買わせてもらいますね。」

 

「よろしくお願いします。」

 

 

  

 

 

電話がなったときは心配しましたが、大したこと無くて良かったです。

 

父の熱は何だったんでしょうか。

 

昨日も父から電話が来ていますが、そんな話は全然しなかったので、

たぶん大丈夫だったんでしょう。

 

リハビリパンツは父は台所に来てヘルパーさんに交換してもらい

ますから、寝室で履き替えるのは母です。

 

そのままむき出しで捨てたら臭いがするのは当たり前です。

 

尿臭もわからなくなったんでしょうか。

 

仕方のない事です。

 

 

 

 

バケツを買うのはいいんですが、はたしてちゃんとそのバケツに

入れるという事を忘れないでできるでしょうか。

 

ヘルパー管理者さんが言っていました。

 

「高齢のご夫婦が頑張って家で生活していますよ。」

 

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本当にその通りです。

 

どっちが抜けてもダメになります。

 

二人だからできる在宅生活なんです。

 

それを両親もわかっています。

 

弟、ヘルパーさん、デイサービス。

 

皆の力を借りて何とか頑張っていけるんです。

 

 

 

施設にばかり頼るのではなく、やっぱり住み慣れた自宅で

過ごす事が長生きの秘訣のような気がします。

 

上京まで2週間。

 

コロナの影響で、上京する事自体を職場の人にやめた方が

いいんじゃないかと言われます。

 

まだここの県には感染者がいませんから、余計にそう思う

んだと思います。

 

でも両親がやはり私の上京を待っています。

 

だから今の所変わりなく行く予定です。

 

私の遠距離介護まで邪魔をしようとするコロナウイルス。

 

目に見えない恐ろしい敵です。

 

 

 

 

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