ミツさん。６年前にとアルツハイマー型認知症診断されていましたが
とても元気で一人暮らしをされていました。
ミツさんは長男さん・次男さんに先立たれ、今は三男さんがキーパーソン
になってサービスを受けておられます。
最近徐々に体力低下がみられ、ヘルパー訪問は現在１日２回、
デイサービスが週２回でミツさんの事を支えていました。
しかし急にADL低下が進み、座位保持も困難で食事も排泄も
全介助の状態となってしまいました。
しかし一人暮らしです。
そんなミツさんを今日デイサービスが利用の継続は無理だと
ケアマネに言ってきたとの事。
ヘルパーはみんなで
「なんで無理なの？どうして？」
ケアマネに聞くと、
・布団に寝ているミツさんを車いすに乗せるのが困難。
・入浴後にぐったりしてしまい、体力的に無理と判断。
との事だった。
ミツさん。実は三男さんは親の介護に対してあまり協力的ではなく
お金のかかる事を嫌がります。
食事が自分で食べられなくなっても、おにぎりを買ってきたり
焼きそばを買ってきたりで、ほとんどミツさんには食べられません。
ですからヘルパーとしてはデイサービスの食事が唯一栄養の摂れる
食事となっていると思っています。
それなのに利用が無理って、悲しいです。
だって、布団から車いすに乗せられないなんて事が理由に
なりますか？プロの介護職が何を言っているんでしょうか。
二人体制でやったらいいじゃないですか。
なんならヘルパー手伝いますよ。
入浴ができなければ、暖かいところでおむつ交換をして
着替えをしてくれればいいんです。
あとは食事を全介助で食べてもらってベッドで臥床している
だけで十分です。
デイサービスに行かない日は、せんべい布団に寝てるだけ。
朝ご飯をヘルパーが介助すれば、夕方の訪問までそのまんま。
デイサービスが利用を拒否したって、ヘルパーは拒否なんて
できません。
本当はデイサービスに一言二言言いたい所ですが、明日言葉を
選んでデイサービスに「協力してください」と言ってみようと
思います。
だって今のミツさんは誰かが見届けしていた方がいいような
状況です。
自宅に一人にしておく状態ではないと思います。
ケアマネは施設入所に向けて動いています。
それまでなんとかデイサービスも拒否しないで利用を継続して
もらうようにヘルパーからもお願いしてみようと思います。
実家の父も明日からデイサービスの再開と、ヘルパーさんの
在宅入浴の再開が決まりました。
デイサービスで利用を受け入れてくれるって、本当にありがたい
事です。
デイサービスから利用を拒否されたら、かなり重症です。
普通デイサービスでは寝たきりの方でも受け入れしてくれます。
両親とも拒否されない様に元気でいてほしいです。
我が家もぎりぎりの在宅生活だとわかっています。
でもそれが元気の源になっています。
転ばないように注意してまだまだ家で生活してね。
私の定年まで頑張って。
