遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

コロナクラスター発生時をシミュレーション

 

 

 

 

今日は施設の運営委員会がありました。

 

その中の話題がやはりコロナ対策についてでした。

 

先日市内に一人だけ感染者が発生し、その時は身の危険を感じ

緊迫感がありましたが、その一人も退院し拡大する事はあり

ませんでした。

 

だからこそ今、市内や施設で蔓延が発生した時のシミュレーションを

皆で考えていざという時にあわてない様にしておくべきと考えました。

 

各事業所ごとに考えるよう課題とされ、早急に提出する様に指示が

出されました。

 

どういうシミュレーションかというと、レベル分けをしてレベル毎の

対応を考えるというものです。

 

まずレベル分けをどうするか。そこから迷っています。

 

まだ決定していませんが、

 

レベル1 市内に感染者が発生した

レベル2 市内に10人感染者が発生した

レベル3 部落(町)に感染者が発生した

レベル4 利用者・家族に感染者が発生した

 

こんな感じかなと考えています。

 

レベル4になった時、そのお宅に発症2日前からヘルパーが訪問

していた場合は、事業所を停止しヘルパーは全員自宅待機とします。

 

そしてヘルパー事業所が訪問停止になった時に、各利用者さんに

代わりに訪問してくれる家族等がいるのか。

 

例えば調理の利用者さんだったら、宅配弁当で食べてもらうとか

買い物だったら民生委員さんに依頼するとか。

 

色々な事を想定してのシミュレーションをして対応策を考えて

いかなければなりません。

 

 

 

これは仕事関係だけではなく、家族の中でも話し合いが必要で、

先日テレビでもやっていましたが夫婦が感染してしまった時、

子供はどうするのか。

 

帰宅できない状況になった時家族は大丈夫なのか。

 

一般家庭でもコロナ感染についてのシミュレーションはしておく

べきだと思います。

 

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いざという時に考えたのでは遅すぎます。

 

是非すぐに話し合っておいて下さい。

 

パニックになってしまったら、誰でも冷静な判断はできなくなります。

 

冷静に考えられる今、話し合っておいてください。

 

感染を経験してしまった方がすでにたくさんおられます。

 

その方たちも感染経路がわからず、気を付けていても感染して

しまう怖い相手です。

 

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その時のために備えておいて後悔はないと思います。

 

 

 

 

事業所ごとに作成したシミュレーションが出来上がったら、また

紹介したいと思います。

 

 

都内の事業所ではとっくにやっている事だと思います。

 

すでに作られているものを調べて、作っていきたいと思います。

 

 

皆さんもご家庭のコロナ対策を是非話し合っておいてください。

 

 

 

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