遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

両親は元気に日常生活を送っていました。

 

 

 

 

ここ1週間、父からも母からも電話が来ませんでした。

 

弟とは話をしていますが、両親にはかけませんでした。

 

今朝関東地方に震度4の地震があったので、地震見舞い

を兼ねて電話をしました。

 

「もしもしお母さん。地震どうだった?」

 

「おはようございます。地震?大した事なかったわよ。」

 

「どう?変わりない?」

 

「そうね。何しろデイサービスが楽しくてね。最高よ。」

 

「あら、良かったわね。」

 

「だってさ、私の事おだてるでしょ。それでまた調子に乗るじゃない。」

 

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「相変わらずだね。」

 

「おかげさまで。」

 

「お父さんからも電話がないから、ヘルパーさんたちも相当

頑張っているんだなと思ってたよ。」

 

「そうね。良くやってくれるわよ。」

 

「良かった。コロナが大変だから外には出ないでね。」

 

「買い物もみんな(弟に)頼んでるから行ってないわよ。」

 

「しばらくは我慢してね。」

 

「そうね、しょうがないわよね。そっちにもコロナいるの?」

 

「こっちは増えてないよ。今の所。でも県外ナンバーの車が

来てるから怖いよ。」

 

「そうよね。こっちにいるより安心だと思うんでしょうね。」

 

「だから困るのよ。そんな事したら日本中に蔓延しちゃう。」

 

「ああそうか。私もね調子が良くなったらまた旅行にでも行きたい

と思ってるわよ。」

 

「旅行はどうかね。だいぶ歩けないからね。」

 

「そうね。足が弱くなっちゃったからね。」

 

「もう少し我慢してね。こっちからも行かれないけど。」

 

「しょうがないわよね。でもさどこにも行かないからお金も

使わないでしょ。貯まる一方よ。」

 

「あらうらやましい話ね。世の中お金がなくてみんな困って

いるのに。」

 

「年金あればね。有難いわよ年金って。」

 

「そう。良かったわね。」

 

 

 

久しぶりの母との会話。

 

そんなに話が食い違う事もなく、いつもの明るい母で安心しました。

 

やっぱりデイサービスの効果って凄いと思います。

 

父の不調でデイサービスを休んでる時の母はどこかどんよりと

していて、楽しさとかそういった言葉は無かったですから。

 

ヘルパーさんの頑張りにも感謝します。

 

何とかうまくやってくれているみたいなので、安心しました。

 

 

早く東京に行きたい。

 

今は東京便の飛行機飛んでません。

 

そんな事になるとは想像もしていませんでした。

 

東京の皆さん。今ここで踏ん張って下さい。

 

医療関係の皆さん。先の見えない大変な毎日。

 

本当にありがとうございます。感謝いたします。

 

 

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