ゴールデンウィーク真っただ中。
高齢者の不調にゴールデンウイークは関係ありません。
毎日服薬で訪問している芳江さん。
最近全身に痛みがあり、起き上がるのもやっとで気の毒な
状態です。
でもご飯も普通に食べているしなんとかトイレにも行っている
ので、ヘルパーとしては特に問題なく毎日普通に訪問して
いました。
今日の日中名古屋に住むお嫁さんからケアマネさんに電話があり
芳江さんがトイレに行かれない程の体の痛みを訴えているので、
必要であれば救急車を呼んでほしいと言ってきました。
その電話を受けたケアマネさんはビックリして包括の職員と二人で
芳江さんの様子を見に行きました。
するとやはり芳江さんは横になったまま起きれない状態となって
いました。
芳江さんの体の痛みは良い時と悪い時があり、痛い場所も肩だったり
首だったり膝だったり日々変わります。
ケアマネさんたちが見に行ったときは膝の痛みを訴えていて起き上が
れない状態だったようです。
今朝訪問したヘルパーに確認したところ、特にいつもと変わった様子
もなく、いつも通りだったとのことでしたが、すぐに芳江さんの所に
来てもらいたいと言われたので、行ってもらいました。
ヘルパーが見た限りではいつもの芳江さんです。
しかしお嫁さんから救急車で病院につれて行ってほしいと言われた
ケアマネさんは、大したことないから様子をみても大丈夫だとは言え
ないので、ヘルパーによる通院介助で受診させたいとお嫁さんに
返事をしてしまいました。
でもこの連休にいつもの数のヘルパーを出勤させているわけではなく
急な通院介助はとても無理な状態だったので、病院の中をご家族で
ついてもらえるなら、病院までは車を出してお送りしますとケアマネ
さんに返事をしました。
そして芳江さんの妹さんが病院の中はついて下さるとお返事をいただけた
ようなので、ヘルパーは車を出し病院までお送りしました。
ところが妹さんは免許がないので、病院まで妹さんを送ってきたのが
姪っ子さん。（妹さんの娘さん）
綺麗なワンピースを来てきれいにお化粧をしてすごい剣幕で病院に
現れました。
「なんなんですか。あなたたちは。同居もしていない妹に病院の中
をついてほしいって。母は叔母の事なんか何にもわからないんです。
病院の付き添いはあなた達の仕事でしょ。誰も家族がいない人だって
いるでしょ。そういう人はどうしてるんですか。」
送っていったヘルパーはその凄い剣幕にビックリです。
お昼も食べないで送って行って怒られるなんて。
ヘルパーも滅多にないんですが、その言葉にカチンときてしまい
言葉を返してしまいました。
「通院のご依頼はそちらのご家族からきました。ヘルパーが介助
する空きが無く、車だけなら対応できたので、付き添いがご家族で
できるのなら、車でお送りする事は出来ますとお返事させていた
だきました。」
そしたら姪っ子さんの勢いも少し止まった様です。
それにしてもこの姪っ子さんの怒りは何だったんでしょうか。
自分がどこかに出かけようと思ったところに邪魔が入ったと
いう怒りなんでしょうか。
芳江さんの妹さんがついてくれると言って下さり、それを送って
行くことがそんなに嫌だったんでしょうか。
私には関係ない。福祉で勝手にやって下さいよ。
最近こういう人は少なくなったと思いますが、久しぶりに見ました。
なぜ福祉が勝手にできるんでしょうか。
その発想が私たちにはわかりません。
結局芳江さんは救急センターに行き、診察してもらいすぐに
帰宅されました。
何事もなかったです。
電話をかけてきたお嫁さんには包括の職員から電話で報告して
もらいました。
とんだとばっちりを受けた通院でした。
気分を変えましょう。
職場の周りも一気に春になりました。
昨日はお花を見に来る人がたくさんいたようです。
チューリップ🌷
綺麗に咲いてくれました。
このチューリップ🌷は、ヘルパーの運転手さんが送迎の空き時間を使って
一人で手入れをして毎年咲かせてくれています。
お花が終われば球根を掘り起こし干してまた秋に植えてくれます。
有難いです。
いつも癒されます。
桜も満開を迎え、散り始めました。
目の前に可愛く咲いていた桜の花。
桜の木に付いた苔も緑色になってきました。
まだ朝方は寒くストーブを使いますが、日中はだいぶ暖かくなってきました。
これでコロナがなかったら最高だったのに。
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