ホームヘルパーの仕事は多岐にわたります。
施設職員は調理したり掃除したりはしません。
でもヘルパーはおうちの中の事を援助するので、色々なことを
やらなければなりません。
私の事業所では利用者ごとの担当をつけていません。
だからどのヘルパーもどの利用者さんにも行くことができます。
しかしヘルパーにもやはり、得意不得意があります。
それは利用者さんの事ではなく、援助内容の事です。
あるヘルパーは調理が得意だけど掃除は苦手。
調理は苦手だけど掃除は得意。
やっぱりそれぞれなんです。
それをちゃんと把握しちゃっている利用者さんがいます。
まだ50代で脳梗塞を発症しもう10年以上ヘルパーを利用
している利用者さんです。
ヘルパーとの関係性は良好です。
その利用者さんは1週間ごとに訪問するヘルパーの名前を書いて
欲しいと希望されています。
だから毎週書いてお渡ししています。
そしてこのヘルパーが来たときはこれをやってもらう。
次のヘルパーにはこれをやってもらうと計画的に考えておられます。
今はこの方の食事はミキサー食になったので、調理といっても
材料を刻んで煮るだけなので難しくなくなりましたが、まだ普通食
の頃は大変でした。
でも調理は得意なヘルパーさんにしかやらせなかったので、私は
当時ほとんど掃除でした(;^ω^)
この利用者さんは男性の一人暮らしで、以前は雑用的な事は義兄
さんがやってくれていましたが、その義兄さんも高齢となり来られなく
なってから、雑用もヘルパーがやらざるを得なくなってしまいました。
たとえば、「ここに釘を打ってくれないか」とか「小屋に行って
○○してきてくれないか」とか。
こういう雑用を頼みやすいヘルパーには色々なことを依頼されます。
時間がかかるような作業ではないんですが、この方から戻ってくると
「今日はこんな事頼まれましたよ。」
と報告があります。
「へぇ~そんな事頼まれたんだ。良くできたね。」
と言うような、私ではできないような事もそういう事を得意とする
ヘルパーを待って依頼されます。
仕方がないんです。
他にやってくれる家族はいないんですから。
担当ケアマネも黙認しています。
あまり度が過ぎるような事があればお断りしますけど
まあグレーゾーンていう所でしょうか。
昨年は衣類の購入が多くて、それにはセンスのあるヘルパーがやはり
選ばれていました。
ちなみに私は最近は調理、買い物ですかね。
簡単部門です(;^_^A
不得意ヘルパーがいないのはおむつ交換です。
これだけはどのヘルパーも得意分野です。
嫌がるヘルパーはいません。
一般の方達は排泄が一番困る部分で、嫌な仕事の代名詞みたいに
なっていますが、それこそがヘルパーをやってて腕がなる部分です。
一応どのヘルパーもオールラウンドこなします。
若い方でヘルパーができれば、絶対良いお嫁さんになりますよ。
逆にいえばある程度の年齢になれば、どなたでもできる仕事だと
思うんですが。
よろしかったらやりませんか。
大歓迎ですよ。
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