遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

私って言いやすいんですって。

 

 

 

またやられちゃいました。

 

 

 

事業所には運営規定というものがあります。

 

運営規定は変更すれば県に変更届を提出したり、結構重要なもの

なんです。

 

ヘルパーステーションのヘルパーは昨年まで訪問入浴サービスも兼務

していました。

 

ヘルパー事業所のサービス提供責任者だけは専任でなければならず、

訪問入浴との兼務をする事ができません。

 

 

平成12年に介護保険制度が始まると同時に訪問入浴事業も始められ、

利用者も結構いました。

 

しかし核家族が増え、在宅で寝たきりの高齢者を介護できる家族が

徐々に減り、訪問入浴事業を継続する事が難しくなり、市内の事業所

でも何か所も事業を廃止してしまいました。

 

うちの法人でも2か所で訪問入浴を展開していましたが、やはり利用者

の獲得が難しくなり、法人で1か所にまとめる事にして、昨年度から

うちの事業所での訪問入浴事業は廃止しました。

 

 

そこで、ヘルパー事業所の運営規定にヘルパーの数人が訪問入浴事業

との兼務を記載してあったものを修正する必要がありました。

 

その事に気が付いたのがつい先週の話。

 

法人の幹事会の提出資料で運営規定を提出しなければならず、何気なく

中身を確認したところ、修正していないことに気が付きました。

 

ビックリして補佐に報告しました。

 

補佐もビックリしたと思います。

 

でもまあそんなに怒られる事はなく修正しておくように言われたんです。

 

そこまでは良かったんですが、その修正に当たって色々な注意点を

言われました。それがなかなか私には理解できない内容でした。

 

決して難しい事を言っているわけではないんですが、頭の中が

パニックを起こしていましたのであやふやな返事をしたと思います。

 

それが補佐にもわかり、あきれられてしまいました。

 

その事を言葉を選ぶことなく、オブラートに包む事もなくズバっと

言われるんです。

 

言われた私は思わずおどけてしまいました。

 

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おどけた私を見ていた人たちは大爆笑するし、言われてる私をみんなが

気の毒と爆笑とで受けていました。

 

私ってみんなに言えないような事も言いやすいんですって。

 

それってどういう意味よ。

 

何を言ってもピンと来ていないって思われてる?鈍感だと思われてる?

 

すっかりみんなの楽しませ役です。

 

言われてる私をみてみんなが笑顔になり、楽しんでいます。

 

そんな役なんです。

 

言われる事は気持ちも落ち込みます。

 

でも今回はまあ我慢できないような事ではなかったし、その事

で周りのみんなが大爆笑できていたので、まあ良しとします。

 

私って損な性格?でも物事ポジティブに考える方なのでそんなに

くよくよはしません。だからきっと言う方も言いやすいんでしょうね。

 

こうやって言ったらどう思うかとか、こうやて言ったら落ち込むかしら

とか考える必要がないんですから。

 

それをみんながわかっているんです。

 

きっと。

 

 

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