遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

娘さんだって怒りますよ・・・サルがいた~。

 

 

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娘さん家族と同居しているカズさん。

 

娘さん夫婦と孫さん2人。カズさんの旦那様、全部で6人で生活

されています。

 

私たちは日中一人でおられるカズさんに訪問しています。

 

土日をご家族と過ごされたあとの月曜日は、毎回気分が落ち込んで

おられます。

 

話を聞くと、娘さんが優しくしてくれないという理由で落ちこんで

おられます。

 

カズさんの気持ちはわかります。

 

でも娘さんだっていつもニコニコしているわけではなく、怒りたい

時だってあると思います。

 

私だって怒りますよ。

 

そして、ケアマネさんやヘルパーさんに見せている顔は嘘の

顔で、本当の娘をみんなは知らないんだと言われます。

 

でもこの娘さんは話の分かる良い娘さんなんですよ。

 

誰だっていつも笑っていられるわけではなく、色んな時があって

当たり前です。

 

そんな愚痴をヘルパーにぶつけてこられるカズさん。

 

私たちはただ傾聴するしかありません。

 

 

 

そんな報告を受けていたら、ヘルパーの一人が

 

「あ、サルだ。」

 

ヘルパー達からケアマネさん達までみんな窓の向こうを

見ています。

 

その光景があまりにも傑作だったので思わずパチリ。

 

 

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「どこだ、どこだ。」

 

「あ、いた。ほらあそこ。」

 

人の描写を撮影した後はサルの撮影に私も窓際に。

 

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「ほんとだ~。」

 

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ここまでサルが来たのは初めてです。

 

山に緑が増えてから、春先のようにはサルを見なくなっていましたが、

まさか職場の敷地内にいるとはビックリでした。

 

 

ヘルパーさんからの報告もそこで終了してしまいました。

 

 

いつもピリピリしているケアマネさんたちも一瞬みんなが

笑顔になりました。

 

お猿さん怖いけどたまにまた来てください。

 

事務所内が少しだけ明るい雰囲気になりますから。

 

 

 

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