遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

な~んだ。耳垢だったのか。

 

 

 

父の難聴が急激に進み、周りもどうしたらいいのかわからず、

第一父本人がイライラしてしまって、本当に困っていました。

f:id:maple-enkyorikaigo:20200705211733j:plain

 

弟が準備した補聴器も全然役に立たず、今日重い腰をようやく

上げて、耳鼻科受診する事にした様です。

 

そして弟から電話が来ました。

 

「今日さ、耳鼻科に連れて行って、耳掃除をしてもらったんだよ。

そしたらさ、耳が聞こえるようになったんだよ。かなり耳垢が

溜まっていたみたいで、補聴器無しで医者と話してたから、

たぶん大丈夫だと思うよ。後でさ電話してみたらいいよ。」

 

えーー。そうだったのか。耳垢が原因だったなんて。

 

夕食後に電話をかけてみました。母が出ました。

 

「もしもし、お父さん耳鼻科に行ってきたんだってね。」

 

「そうみたいね。なんか調子がいいみたいよ。」

 

「お父さんに代わってくれる。」

 

「ちょっと待ってね。」

 

「お父さん。聞こえる?」

 

「聞こえるね。はっきり聞こえる。元に戻ったね。」

 

「あー良かったね。どのくらい耳垢詰まっていたんだろう。」

 

「なんかね、随分取れたみたいだよ。右耳は聞こえが悪いけど、

左耳は大丈夫だね。」

 

「もっと早く行けばよかったね。」

 

「そうだね。今後は3か月に1回くらいの掃除で大丈夫でしょう

って言われたよ。」

 

「全然掃除していなかったの?」

 

「ヘルパーさんにね、綿棒でやってもらってたんだけどね。」

 

「綿棒じゃ手前の方だけしかできないから、やっぱり耳鼻科に

行った方が良いね。」

 

「そうだね。ちゃんと行くよ。」

 

しっかり会話ができました。

 

 

耳垢は乾性と湿性があります。

 

父の耳垢は湿性で、ネバネバとしたタイプの耳垢だそうです。

 

乾いた耳垢のように簡単に取れちゃうタイプとは違うようなので、

やはり医師に取っていただくのが良いと思います。

 

今後同じことが無いように注意すれば、父の聴力が低下する事は

なさそうです。

 

とにかくほっとしました。

 

そして今回私が上京できない事も、直接父に話をする事が出来ました。

 

東京のコロナの感染者数が増えている事は父も十分理解していました

ので、仕方がないなと言ってくれました。

 

また電話での会話が可能となりましたので、父のイライラも少し

解消されるかなと思います。

 

めでたしめでたし。

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村

  

国内最速・高安定の高性能レンタルサーバー【ConoHa WING】