遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

食タクシー

 

 

 

「食タクシー」とは

 

コロナのによる外食産業の支援事業として市がバックアップして

行っている制度なんです。

 

要するに外出自粛となった時から外食産業が厳しい経営状況と

なり、各店舗がテイクアウトを始めるようになりました。

 

ところがそのテイクアウト弁当を配達してくれる、都市部にある

ウーバーイーツのようなものがこちらにはありません。

 

そこで市がタクシー会社に補助金を出して、テイクアウト弁当の配達

をしてもらう様に依頼したんです。

 

利用者は1か所300円をお弁当代にプラスするだけで利用できます。

 

1か所なので、お弁当を10人で注文すれば、配達料金は一人30円

の負担で済みます。

 

私の勤務する事業所は市街地からは遠く、タクシー会社もなく、お弁当の

配達をしてくれるところはどこにもありません。

 

それがこのコロナの事があってこの田舎までタクシーがお弁当を

持ってきてくれる事になったんです。

 

これを利用しないなんてもったいない。

 

だから土曜出勤の時はみんなでお弁当を注文しています。

 

「食タクシー」で配達をしてくれる飲食店が沢山あって

今まで食べに行ったことのない飲食店もあるんです。

 

土曜日の出勤が心なしか楽しみになってきました。

 

ちなみに今日も「食タクシー」でごちそうを食べる事が

できました。

 

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今日はステーキハウスのテイクアウト。

 

上が「牛ステーキ弁当」

 

下が「黒毛和牛ハンバーグ弁当」

 

私はハンバーグを食べました。

 

電話で注文の時に、

 

「今日は熟成肉ですよ」

 

と言われ、熟成肉って?とステーキを知らない私は

 

「はいわかりました。」

 

なんて知ってるようなふりして返事をしました。

 

良くわかりませんが、とにかく美味しかったです。

 

ハンバーグのたれが最高に美味しい。

 

これはまた食べたいと思いました。

 

 

 

「食タクシー」は9月末で終了になります。

 

その先はもう食べられなくなるかと思い、電話で注文の時に

 

「食タクシーがなくなれば、お店に受け取りに行かなきゃ

ならないですよね。」

 

と言ってみると、

 

「もしかしたら配達業者ができるかもしれない。」

 

と言われました。

 

それは有難い事です。

 

 

 

 

この「食タクシー」制度は素晴らしかったです。

 

売る方も買う方も大助かりです。

 

国でやってる旅行のキャンペーンみたいなものとは

比較にならない市民目線の良い事をやったと思います。

 

コロナは嫌です。

 

でもコロナがあってそれによる影響で、県や市でも色々な

取り組みを行いました。

 

それでこんな美味しいものがお昼に食べられるようになりました。

 

国もこんな一般市民の目線で物を考えて、国民から集めた税金を

有意義なものに使ってほしいものです。

 

 

今日の弁当は本当に美味しかったです。

 

「食タクシー」様様です。

 

 

 

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