遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

コロナの対応は各施設ごとに違います

 

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コロナ関連の対応について、各都道府県で当然違うと思います。

 

そして同じ県内でも同じ市内でも、その対応については各施設毎

でも違います。

 

具体的に何を言っているかというと、例えば首都圏からお盆で

帰省された家族さんがいると仮定します。

 

A施設ではそのご家族が帰省された日から数えて2週間は施設

利用をお断りする。

 

B施設では滞在している期間を含め帰宅してから2週間施設利用を

お断りする。

 

この2パターンだけでも随分な違いとなります。

 

A施設では帰省されたまま2週間たっても、誰にも症状が出なかった

場合はそのご家族がいても利用再開する事が出来ます。

 

しかしB施設だと1週間滞在されたら帰宅後の2週間を足すと合わせて

3週間も利用できない事になります。

 

これはデイサービスやショートステイの場合です。

 

さらに訪問介護でもやはり同じような事があり、例えば家の誰かが

首都圏の感染拡大地域に行ってきたとすると、帰宅後2週間は、ヘルパー

の訪問を控えさせていただきますというところもあります。

 

首都圏から帰省されたご家族がいれば、その方たちが帰宅後2週間は

ヘルパーは訪問を断りする所もあります。

 

それを聞くと我が法人は緩いなと思います。

 

我が法人は帰省家族が帰省後2週間だけ利用を控えてもらっています。

 

これが施設利用の場合です。

 

ヘルパーは帰省家族がいてもどうしても必要なケースは訪問を

継続しました。

 

もちろんマスクの着用その他で感染予防は行います。

 

 

 

 

でも考えてみると、利用できない間の事を考えると本当にお気の毒

です。

 

ヘルパーが来なくてもいい利用者なんていないんです。

 

まあ掃除は2週間くらいしなくてもそんなに困りませんが、排泄

や服薬は欠かす事はできません。

 

コロナが県内に来た時点で、利用者様ご家族様あてに「コロナ

に関するお願い」として文書を配布し、施設利用についてを

周知していただきました。

 

ケアマネさん曰く、そういう配布文書もなく口頭だけの説明で

ご家族が首都圏にお出かけしようとして、帰宅後2週間ヘルパー

が訪問できない事を知り、急遽お出かけをキャンセルした家族も

いたそうです。

 

私たちの所では、コロナ関連で利用をお休みしていただいた

利用者さんには、「ご協力とご配慮いただいて、大変有難う

ございました。」とお礼の言葉を述べています。

 

それが当然の事だと思います。

 

福祉とは言っても、大切なお客様なんです。

 

そのお客様に大変なご迷惑をおかけする事になりますから、

「休んでください」ではなく「ご協力をお願いします」

だと思います。

 

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そんな配慮に欠けている施設もあります。

 

いつまでこのコロナ対策が続くか誰にもわかりませんが、

とにかくみんなで協力しあい、新しい生活様式でいかなければ

コロナの拡大はおさえられないと思います。

 

そのためにもご協力いただいた利用者さんには、お礼の言葉が

必要でしょうし、その後のサービス利用にも気持ちよく戻って

きていただけるんじゃないかなと思っています。

 

他人を誹謗中傷する事ばかりが上手になり、感謝やお礼をおろそか

いしていてはいけません。

 

 

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もう少し冷静に物事考えられるような落ち着きを取り戻して

いけたら、住みやすい国になるんじゃないでしょうか。

 

 

 

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