遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

母の認知機能の進行が止まりません。

 

 

 

 

来月の両親の受診日にやはり上京するのが難しい事を

弟に伝え、前回同様にヘルパーさんと一緒に行ってもらう

お願いをしました。

 

母の認知症状は服薬をしていても改善される事はなく、

現状維持も難しい状況なのは十分にわかっています。

 

 

 

母の朝食はコーンフレークとバナナと決まっています。

 

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それが無いと母は自分で朝食を食べる事ができなくなりました。

 

コーンフレークは朝食と決まっていたんです。

 

しかし今日弟と話をしたら、10時頃コーンフレークを食べていた

との事です。

 

今が何時なのか、朝食を食べたことも忘れたのか。

 

もしかしたら両方の可能性もあります。

 

はぁ、そこまで進行したんだ。

 

弟曰く、

 

「見てないと何をしでかすかわからないよ。」

 

そうか。

 

 

 

一昨日ケアマネさんから電話がきました。

 

ヘルパー管理者さんからの提案で、掃除でヘルパー訪問をしたら

どうでしょうかという事でした。

 

今まで私が上京した時に掃除をしてきましたが、もう半年

行っていないので、半年掃除をしていない事になります。

 

たぶん見るに見かねての提案だったんでしょう。

 

有難い話です。

 

父がデイサービスでいない水曜日のお昼に、母の昼食の援助と

掃除で訪問する事が可能だとの事です。

 

9月からお願いする事にしました。

 

その旨を母にも伝えなければならないので、今日弟との電話の

後で母に電話をしました。

 

「お母さん。今日さ、コーンフレークを午前中に2回も食べた

んだって?朝ご飯で食べたことを忘れちゃった?」

 

「そうかもね。」

 

「甘いものをそんなに食べたら、糖尿病が悪化しちゃうよ。」

 

「そうね。今コーヒー飲んでるんだけど、お昼は抜けばいいかしら。」

 

「抜かなくてもおかずが食べられるんなら、食べた方が良いよ。」

 

「はいわかりました。」

 

「今電話したのはね、今度毎週水曜日にヘルパーさんがお掃除で

来てくれる事になったからそれを伝えたくて電話したのよ。」

 

「掃除に来てくれるの?いつ?」

 

「毎週水曜日。お父さんがデイサービスでいない日。」

 

「そう、わかった。でもさ、あたしもベッドの下をクーラーで

掃除してるのよ。」

 

「え?クーラーで?違うでしょ。なにで?」

 

「クーラーじゃなくて、これなんていうんだっけ。」

 

おそらくクリーナーって言いたかったんでしょう。

 

結局、コロコロの事でした。

 

単語や名詞もかなり出なくなりました。

 

でも今の所想像はできますけどね。

 

徐々に徐々にできない事が増えて、父のフォローに限界が

くれば、やはり在宅は難しくなってくるんでしょう。

 

それがいつになるかはわかりませんが、体自体は元気なので

まだもうしばらく頑張ってほしいと思っています。

 

 

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