遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

「あの人を今後訪問させないで」って言われた。

 

 

  

 

こんなことを利用者から言われたのは何年ぶりでしょうか。

 

たま~にあるんですけど、久しぶりです。

 

その利用者さんはヘルパーを利用されてもう何年も経ちます。

 

お気に入りのヘルパーさんもいて、毎日訪問しています。

 

今回言われたヘルパーは5月に採用された、新しいヘルパー

さんです。

 

ヘルパー歴5年と聞いています。

 

まあ5年もやっていれば、細かい事を言わなくても、大まかな

事はわかっていると思っていました。

 

元々うちの事業所は明るい人材が多く、暗い人はいません。

 

その人はどちらかと言えば表情のかたいヘルパーさんです。

 

口数も少なく、無駄話はほとんどしません。

 

今回訪問させないでと言った利用者さんは、黙って黙々と仕事を

こなす人が好きで、話ばかりしているヘルパーは好みません。

 

だから相性も良いと思っていました。

 

ところが昨日訪問して終了後すぐにケアマネさんに電話をかけて

きました。

 

「今日来たヘルパーを今後訪問させない様に言ってちょうだい。」

 

ケアマネさんへの電話ではその理由は言いませんでした。

 

ケアマネさんがきて

 

「そういう電話が来ました。わがままな利用者でごめんなさい。」

 

ケアマネさんが恐縮していました。

 

そんな事ありませんよ。

 

 

 

そして今日訪問したヘルパーがその理由を聞いてきました。

 

聞いたのではなく、自ら話されたそうです。

 

「あの人ね、伝票書くときにソファーに座ったのよ。かばんも

テーブルに置いてね。なんか上から目線よね。」

 

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それがこの方がヘルパーを嫌になった理由です。

 

どう思われますか。

 

そもそも、ソファーって座るための家具じゃないですか。

 

そこに座ったらダメなんでしょうか。

 

ソファーに座った事やテーブルにかばんを置いた事が上から

目線で偉そうだ言われたんです。

 

 

 

実は私たちの普通はやはり言われずにソファーに座るなんて

ありえない事なんです。

 

お客様ではありませんから。

 

言われなければ床に座って伝票記入したりします。

 

 

これはこちらの先輩ヘルパーの引継ぎでの説明不足もあったのか

と思います。

 

ここのお宅ではソファーには座らない様にと教えなければならなかった

と思います。

 

だってソファーって座るためのものですから、座るなと言われなければ

座って怒られるとは思いませんよ。

 

先輩ヘルパーに言わせれば、

 

「普通ソファーに座らないでしょ。」

 

ソファーに座らないのが普通なんでしょうか。

 

この辺が普通の感覚の違いなんでしょう。

 

ここのお宅に限った事じゃないですか?

 

でも私もこういった細かい事まで引継ぎで教えなければ

わからないとは思いませんでした。

 

ほとんどの利用者は、伝票を書くときは椅子に座らせていただいたり

ソファーに座って下さいと言って下さいます。

 

だからこのヘルパーも普通に何の疑いもなく座ったんじゃないかと

思います。

 

それで今後来るなと言われたら、何で教えてくれなかったんだと

思うと思います。

 

それだけが理由じゃないのかもしれません。

 

人ってどうしても相性が悪い合わない人っていますからね。

 

利用者がそういうなら、今後は訪問させませんけど、事業所

側の反省もしなければなりません。

 

普通はがやはりそれぞれ違います。

 

だから引継ぎはそれぞれのお宅で細かく行う必要があるんです。

 

それを怠った結果だと私も反省します。

 

不快な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。

 

 

ヘルパーにはショックを与えず、そのまま訪問から抜くだけ

にしておきます。

 

 

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