嫁ぎ先の義父が大往生で亡くなりました。
亡くなったのが朝の8時だったので、24時間後には火葬が可能
ですから、亡くなった次の日にはお骨になってしまいました。
とにかくあっけなく、ばたばたと事が進んでいきました。
亡くなった次の日が友引でした。
私の住むところは、友引には火葬場も休み、葬儀屋さんも
休みになっています。
友引は何もやってはいけない日。だから何もできないとばっかり
思っていました。
ところが義父が亡くなった義兄の住むところは、友引でも火葬が
できる地域でした。
単純に友引だからと言って火葬場を休みにできないくらい、火葬場が
混んでいるという事だそうです。
ところ変わればです。
昔は気にする高齢者が多かった様ですが、今はそんなに気にする
人も少なくなった様です。
実際その日の火葬場も結構人が沢山いました。
やっぱりそうなんですね。気にしないみたいです。
その話を今日津軽出身のケアマネさんに話をしたら、津軽でも
友引に火葬はできると言いました。
津軽の友引の考え方は、昔「友引」は「共引」といって、ともは
友達ではなく、共にという考え方だったそうです。
だから不幸ごとも「共に引く」と言って悪い意味ではなかったとの
事だそうです。
ただ火葬はするけど、葬儀はやらないと言っていました。
そういう風に考えれば、「友引は慶事」の時に使って、「不幸事は共引」に
すればすべてが丸く収まるんじゃないでしょうか。
そんな考え方はダメですかね。
義父はもう17年も前に義母を失い、寂しかったと思います。
でもやっと義母の所へ旅立ちました。
またきっと二人仲良くすると思います。
そう思って送り出しました。
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