遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

しっかりした母とかみ合わない母

 

 

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義父が亡くなった事は実家の両親にも伝えました。

 

今はコロナの関係で首都圏からの来客も禁止になっている

ので、弟が車で連れて行こうかと言ってくれましたが、

断りました。

 

というか今の両親の体力で車で来ること自体困難だと

思います。

 

そしたら母から電話が来ました。

 

「お義父さんのお悔みに行かれないから、お金だけでも

送りたいんだけどね。」

 

「え、いいよ。大丈夫よ。」

 

「だって、知ってて知らないふりはできないわよ。」

 

「そうなの。」

 

「そうよ。気持ちだけでも包ませてよ。」

 

「そーお。すみませんね。」

 

「立て替えておいてくれる?」

 

「わかった。有難うございます。」

 

「じゃあ、お宅の通帳に送金するからね。」

 

「はい。すみません。」

 

という、ちょっとまともな母と会話をしました。

 

それが昨日の会話でした。

 

今日です。

 

「私さ、大変な事になっちゃったのよ。通帳が一つ見つからなくてね。」

 

「え、通帳は私が全部一か所にまとめてきたでしょ。」

 

「それとは別の物があるのよ。」

 

「なかったら、再発行してもらえばいいじゃない。マイナンバー

カード持ってね。」

 

「そうか。」

 

「ところで、私の通帳に送金できる?」

 

「(弟)にやってもらうわよ。」

 

「番号の控えはちゃんとあるの?」

 

「あら、わからないわ。探さなきゃ。」

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今日は何を聞いても的を得た返事が返ってきません。

 

昨日はピントがちゃんとあっていましたが、今日はダメでした。

 

 

昨日の母は昔のままで、会話のつじつまも合い、まとも

でした。そのままだったらよかったんですが、やはり

違いました。

 

時々でも昔のままの母が登場する事がとっても嬉しく

まだ大丈夫だなと思ったりします。

 

会話するって事が大事ですよね。

 

会話をしなければ、どんどんダメになっていきますから。

 

実際認知の母との会話では、こちらも怒りたくなってしまいます。

 

それではいけないと思いながらも腹が立つんです。

 

それが親子です。

 

あまり母を傷付けない様に注意して会話してあげなきゃいけ

ないですよね。

 

気を付けます。

 

 

 

 

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