今日は2件の初回訪問がありました。
いつも初回訪問は緊張します。
初回は利用者さんにとっても初回です。
ヘルパーとはなんだ、何をしてくれるんだ、どういう風に
やってくれるんだと思われていると思います。
そこでやはりミスをしたり、失敗は許されません。
1件目は身体介護で、排泄介助と食事、服薬だったので、
問題なく終了しました。
2件目。ここが大変でした。
ヘルパーに依頼が来る時は、だいたいが自分でどうしようもなく
なってしまった時、家族では手に負えなくなった時です。
今日の方は一人暮らしで関東方面に娘さんが2人いますが、今の
コロナで帰省できない状況で何か月も掃除をしていない方でした。
私の実家とまるで同じです。
昨日契約で訪問した時に家の中は見せて頂いていました。
実家を見ている様でした。
腰椎の椎体骨折で腰を曲げる事ができないので、下に置いたものが
取れない状態で、床に物が散乱しています。
掃除の依頼での訪問ですが、掃除の前に片付けないと掃除が
できる状態ではありません。
今日は私とサービス提供責任者と二人で訪問し、手分けして行う
事にしました。
私はお風呂掃除、サービス提供責任者が片付けながら掃除機掛けを
行いました。
どちらもちっとも進みません。
お風呂を担当した私は、汚れとカビと物で荒れ放題のお風呂に
悪戦苦闘。気づいたら約50分は経過していました。
掃除機掛けも居間と台所くらいしかできませんでした。
ヘルパーさん達に引継ぎする前に、掃除しやすいようにある程度
整えておきたかったんですが、1日では無理でした。
おそらく実家もこんな感じだろうなと思いながら、利用者宅の
掃除をしました。
お風呂掃除でズボンを膝までまくり上げて、そのまま居間の
絨毯に座った私は、ほんの数分座っただけですが、2か所
ダニにやられました。
これも実家と同じです。
私ダニに弱いんでしょうか。
掃除機掛けだったサービス提供責任者は、足を出す事はしなかったので
ダニの被害はありませんでした。
まあ初回訪問はこんなもんです。
それをこれから訪問するヘルパーさん達に注意喚起できるように
経験しておくと言った感じです。
この利用者さんも骨折が良くなり、腰痛が軽減されれば、おそらく
ヘルパーも卒業できると思います。
それまで安静を保って早く良くなっていただく様に、できない所は
私たちが支援いたします。
でも実家の場合はずっと続きます。卒業はできません。
ヘルパーさん何とかお願いいたします。
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