遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

父から電話でした。母のおかしな動きに困惑

 

 

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父が電話をかけてきたのは久しぶりです。

 

最近は母と話をしてて代わるくらいで、父からの電話は

本当に久しぶりなんです。

 

私が上京しなくなってもう9か月になります。

 

もちろんコロナのせいです。

 

ヘルパーさんには父の身体介護と母の調理を依頼しており

掃除を抜かしていましたが、やはり毎日訪問してくれる

ヘルパーさん達も見るに見かねて、週1回掃除をしてくれる

事になりました。

 

そこには管理者さんが自ら訪問してくださり、掃除と称し

片付けもやってくださっています。

 

その片付けも少しずつですが、いらない物の処分や整理など

本来介護保険ではやらないような事までやってくれています。

 

本当に有難い事です。

 

処分と言ってもゴミを捨てるだけで、それ以外の物は捨てません。

 

使っていないものを使わない部屋に移動させて、台所のごちゃごちゃを

片付けてくれているんです。

 

その作業をやってくれる日が父のデイサービスの日で父が不在の

時にやっているんです。

 

そこで父からの電話となったんです。

 

 

「あのね、今日またヘルパーさんの掃除の日なんだけどね、今

ご飯を食べようと思ったらいつも使っている大きいスプーンが

無いんだよ。どこにやったか聞いてくれる?」

 

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普段使いの物を片付けるはずはありません。

 

通常父が食事をすれば、洗って水切りに入れておけば母が

拭いて父のはしとスプーンをいれるケースに入れます。

 

今日ヘルパーさんが片付けたのが、割りばしで開かなくなった

引き出しの中身だったそうです。

 

その中に父の普段使いのスプーンが紛れ込んでいたようです。

 

母がなぜかいつもと違う動きをしたようです。

 

スプーンを引き出しに入れる事はなかったのに、入れたんでしょう。

 

そんなことはヘルパーさんはわからないので、使わない引き出しの

中身だと思い袋に入れて別室に置いてしまったんです。

 

ヘルパー管理者さんに電話で確認したら、やはり父の食卓の周りに

あるものには手を付けておらず、開かない引き出しの中身を出しただけ

との事でした。

 

こうなるとこれからもいつもの場所に戻さず、変なところに置いて

ヘルパーさんが片付けてしまうって事が起こりかねません。

 

困りました。

 

母に言っても全然記憶にありません。

 

「なんでお父さんが普段使うスプーンを、わざわざ開かない引き出しの

中に入れたの?」

 

「わかんない。全然覚えてないわよ。」

 

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ですよね。

 

同じことが起こらない様にしないと、そのたびに父から

あれがないこれがないって電話が来てしまいます。

 

どうしたら良いんでしょう。

 

母がいつおかしな動きをするのか、誰にもわかりませんからね。

 

片づけを中止してもらって、本来の掃除だけをお願いすれば

良いんでしょうけどね。

 

管理者さんと相談して、今後を検討します。

 

 

 

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