遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

キツネやタヌキが出てくる家が多い

 

 

それがだいじWi-Fi

 

 

利用者さん宅に訪問するとまず体調確認の声がけをします。

 

「具合は悪くないですか?」

 

「ご飯は美味しく食べられますか?」

 

「夜はちゃんと寝ていますか?」

 

そのお返事で、

 

「夕べも寝られなくてね。床下からキツネがどんどんと

音出してくるんだよ。でもおっかないから黙って動かない

様にしてるんだ。」

 

 

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また別の人は

 

「タヌキが枕元に座ってしまって、いくら帰れと言っても

絶対動かないんだよ。座っているだけなんだけど気持ちよく

ないでしょ。眠れないよ。」

 

 

 

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これを医師に相談すると、安定剤を処方してくれたり、

睡眠導入剤を処方してくれたりしますが、あまり効果は

ないような気がします。

 

中にはタヌキやキツネではなく、いつも泥棒さんがいると

言う人もいます。

 

どの方も日常生活には特に問題なく一人暮らしが可能な

方ばかりです。

 

でもやっぱり認知症なんでしょう。

 

 

 

都会の高齢者にはさすがにタヌキやキツネは出てこないんじゃ

ないでしょうか。

 

田舎の高齢者だからなんでしょうね。

 

認知症にも地域性があるんでしょうか。

 

都会育ちの私にすれば、「タヌキが出てね」って言われると

本当のタヌキが出たと思ってしまいます。

 

出てもおかしくない田舎ですから。

 

でも違うんです。

 

何故かキツネとタヌキはいつも夢の中に出てきて、利用者

さんの睡眠を妨げるんです。

 

何とかならないんでしょうか。

 

ちゃんと眠れるようにしてあげたいですよ。

 

 

 

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