先日の母からの電話です。
「私さちょっと思ったんだけどさ、あんたの所は別家で
土地がないでしょ、だからどうするのかなと思ってね。」
「は?何?土地がないって?土地あるわよ。家が建ってる
土地なら。」
「え?あったっけ。じゃあそれでいいのか。」
「何言ってるのかわからないんだけど。」
「あんた達はさ別家でしょ。だから土地がないじゃない。」
「何よ。何が言いたいの?」
何回聞いても同じことしか言いません。
意味が分からず、少しずつ何が言いたいのかを詰めていきました。
何がきっかけでそんなことを思ったのか。
そして母が言いたかった事が判明しました。
「土地」と言っていた部分が「墓地」でした。
私たちの墓の心配をしていたようです。
そんな事、私たち自身がまだ具体的に考えていないのに
母が私たちのお墓の心配をしていました。
20年くらい前に私のおばあちゃんが亡くなった時、確かに
母とお墓の話はしていました。
それを今思い出したんでしょう。
突然昔の会話を思い出し、急に心配になった様です。
思いもしない母からの言葉にビックリです。
「それにしてもさ、全然通じないよ。」
「あらそうだった?」
「だって何回聞いても土地がないってしか言わないんだもん。」
「あら、そう?」
母には自覚が全然ありません。
伝えたい言葉が違っているという自覚がないんです。
なんでもない時もあります。
でもさっぱりわからない事をいう頻度が多くなったかも
しれません。
仕方ないんですけど、でもデイサービスでのお友達との会話で
こんな事になったら、周りも困るだろうなと思います。
私とならどんな会話も解明するから良いですけど、普通は
そんな事はせずに流されてしまうでしょうから。
自分が間違った単語を言っている事に気づかなければ、
答えてくれた人がおかしい人と勘違いするでしょう。
間違っているのは自分なのに。
悲しい事ですけど、これが現実なんですね。
もっと会話しなきゃダメですかね。
最近は毎日は電話していませんから、デイサービスに行かなければ、
父との会話だけですからそんなんじゃダメでしょうね。
会話をする事で言語も使うし忘れなくなると思うんです。
それをしなければ言葉もどんどん忘れていくんでしょう。
母から会話をなくしたら母の良さが半減してしまいます。
そんな事にしたくありません。
もっと母と会話しなきゃ。
と思いながらも、電話しないでブログ更新している私です。
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