遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

医師の意見書の解読が難しい

 

 

 

 

新規の依頼がくると、ケアマネさんから色々な情報が送られて

来ます。

 

その中に医師の意見書があります。

 

大変重要な書類です。

 

この医師の意見書が介護度を決める審査会でも重要な書類

となっています。

 

この意見書がなかなかのくせもの(言葉が悪いですが)なんです。

 

読めないんです。

 

読めたと思ってもなかなか意味が分からなかったりします。

 

 

 

 

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今回の利用者さんは、まだ70歳で若い方ですが、COPDと気管支喘息で

常時酸素が必要な方です。

 

 

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この方の意見書に、私たちが日常使わないような言葉が並んでいました。

 

 

「うつ気分で厭世的な発言あり、サイコペニアとフレイルの状態」

 

 

これ普通に何が書いてあるかわかりますか?

 

私は???でした。

 

いったいどういう状態?

 

一つ一つ意味を調べてみました。

 

 

・厭世的(えんせいてき)

 人生に悲観し、生きているのが嫌になっているさま。

 

・サイコペニア

 筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態。

 

・フレイル

 Frailty(虚弱)の日本語訳。

 健康な状態と要介護の中間に位置し、身体的機能や認知機能の

 低下がみられる状態。

 

 

そうだったんですね。

 

意味を調べたらよくわかりますが、やっぱり医師の表現は

難しいですね。

 

でも勉強にはなりました。

 

でもまだ若い方なので、何とか元気を取り戻してほしいです。

 

外部からの風を入れる事で、一人で閉じこもっていた状態から

少しは気分転換ができるんじゃないでしょうか。

 

支援内容は買い物が主ですが、買い物だけではなく心もほぐせないか

と考えます。

 

厭世的な部分を少しでも和らげてあげられたら良いなと思います。

 

 

この意見書の意味をわからないままにしないで良かったです。

 

「この先生の言ってる事わからな~い」で終わらせてたらダメですよね。

 

 

今週木曜日から開始します。

 

少しでも気持ちを前向きにできるように努力したいと思います。

 

 

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