遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

不幸事によって疎遠だった親戚と再会する

 

 

 

何処のご家庭でも同じだと思います。

 

不幸事があるとずっと会っていなかった親戚一同が集合し

悲しいはずの場所がなぜか明るい笑いの場に代わる事って

誰でも経験していると思います。

 

 

 

今朝父から電話でした。

 

母の弟の奥さんが亡くなったという知らせでした。

 

その知らせが家の留守番電話に入っていた様で、その連絡を

してくれた母の甥っ子が電話番号を言っているが、父にも

母にも聞き取れず、私に連絡先を知っているかという電話でした。

 

2017年母と主人と3人でこの叔母のいる山梨県まで会いに

行っていました。

 

その時はとても元気で病気もしていませんでした。

 

ところが朝布団の中で亡くなっていたとの事でした。

 

でも父に言わせると、母の言っている事がどうも意味が分からない

との事で、もし連絡が取れるならちゃんと話を聞いてほしいと

言われました。

 

私は連絡先を知らなかったでの留守電に入っていた電話番号を

弟に聞いてもらい、その番号に電話する事にしました。

 

電話をくれた私のいとことは30年以上会っていません。

 

電話をしましたが、知らない番号だからか出ません。

 

しかし夕方電話が来ました。

 

そして30数年ぶりに話をする事が出来ました。

 

いとこは男二人兄弟です。どちらとも話ができました。

 

叔母は昨年から少しずつ弱くなって、今回は肺炎が原因だった

との事でした。

 

伺った時はお元気だった事やその時はいとこにも会えなくて残念だった事

等話をしました。

 

今回の不幸ごとがなければ絶対に連絡を取る事なんかありません。

 

でも昔、まだ私のおばあちゃんがいる頃はお互いに小さかった

ですが一緒に遊びました。

 

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そんな記憶が少しずつよみがえってきます。

 

今はお互いに50歳も過ぎ、いい大人になっています。

 

電話で話をしただけで会ったわけではないので、おそらく会っても

お互いにわからないと思います。

 

コロナでなければすぐにでも行くところなんですが、今は行かれない

状況である事はわかります。

 

コロナが収束したら、伺って叔母さんにお線香をあげたいと思います。

 

電話だけですが、今何をしているのかどこに住んでいるのかと

盛り上がってしまいました。

 

あちらには叔母さんもいて、明るく会話するような雰囲気では

なかったかもしれません。

 

でもなつかしさに我を忘れて話をしてしまいました。

 

 

母は弟に車で連れてってもらおうとしたようです。

 

でも止めました。

 

母は自分はまだ昔のまま若い気でいます。

 

でも実際の母はトイレも我慢ができず、長距離の移動は無理です。

 

歩行だってそうです。

 

母に聞きました。

 

「叔母さんはお母さんといくつ違うの?」

 

「あ~、あの子10も下じゃなかったかしら。」

 

あの子って言いました。

 

お嫁に来た時のままなんでしょうね。

 

自分が90になる事なんかすっかり忘れています。

 

いとこから聞いた事は母にも伝え、父にも伝えてねとお願いしました。

 

 

 

コロナが終わって実家にもいつでも行かれる状況になったら

絶対行きます。

 

そしてお互い大人になって、いとこと会いたいと思います。

 

それ以降はもう会う事も無いでしょう。

 

この不幸事が、叔母さんが、疎遠だったいとことの再会のチャンスを

与えてくれました。

 

だから一回は再会したいと思いました。

 

 

 

 

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