遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

認知症だと具合が悪い事もわからない

 

 

 

私の母の事ではありません。

 

今日定期通院したおじいちゃんの事なんです。

 

毎月1回定期的に個人病院に通院し、定期薬を貰ってきています。

 

大きい病気は無く、最近認知症状が少し進行したかなってくらいで

日常生活もおばあちゃんと二人で何とか生活されています。

 

先月も変わりなく「いつもの薬を出しますね」で診察は終了。

 

毎月そんな感じでした。

 

しかし今日は違いました。

 

ヘルパーが迎えに行きお顔をみると、今まで見たことがないぱんぱんに

膨らんだ顔をしていたようです。

 

 

いつからこんな顔になったのか、本人もおばあちゃんも明確には

答えられませんでした。

 

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受診し顔を見てすぐに検査をしてくれたようです。

 

そしてすぐに心不全と診断されました。

 

 

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主治医の先生はこれから大きい病院に行くように紹介状を準備し

娘さんへの連絡も病院がやってくれました。

 

娘さんが病院のすぐ近くに住んでいたので、まもなく駆けつけて

くださり、そのまま大きい病院へと向かってもらいました。

 

ヘルパーの通院介助はそこで終了です。

 

夕方娘さんからケアマネさんに連絡が来て入院になりました。

 

心臓の肥大や水も溜まっていて、呼吸もかなり苦しかったはずとの事。

 

しかし本人はどこも何ともないと言っているって。

 

自分が苦しいという事がわからないみたいだと娘さんが言っていた

そうです。

 

訴えられない人ではないんです。

 

でもわからないんでしょう。

 

自分が苦しいんだという事がわからないんです。

 

今日たまたま定期通院だったから病院に行きましたが、もしかしたら

このまま何日も過ごしていて取り返しのつかない事になっていたかも

しれません。

 

命拾いしました。

 

本当に良かったです。

 

入院は今のところは1週間程度の予定ですが、これから経過をみて

もしかしたらもう少し長引くかもしれないと、医師から説明があった

そうです。

 

まず体の中にたまった水を点滴で治療していくとの事です。

 

少しの間の入院ですので、ちゃんと治療して元気になって戻ってきて

欲しいと思います。

 

 

 

 

実はこのご夫婦、仲良し夫婦なんですが・・・

 

娘さんはおじいちゃんの娘さんでおばあちゃんには本当の

むすめさんはいません。

 

後妻さんなんです。

 

今日ご夫婦一緒に同じ病院に通院しましたが、おじいちゃんの転院に

おばあちゃんは行きませんでした。

 

おじいちゃんの娘さんがきたので、おばあちゃんは身を引きました。

 

私たちはおばあちゃんも行くと思っていたので、行かないと分かった

時少し複雑でした。

 

でもおじいちゃんは必ず退院してまたおばあちゃんのところに

戻ってくると思いますので、それまで待ってましょうね。

 

退院後はお二人の生活をどのように支えていくのか、改めて相談

したいとケアマネさんは言っていました。

 

だから心配しないでもらいたいなと思います。

 

 

 

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