遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

服薬の支援は奥が深いです

 

 

 

高齢者になればほとんどの方が定期薬を服用されています。

 

ちなみに私もすでに飲んでいます。

 

服薬介助で訪問する利用者さんも結構おられます。

 

私の母もヘルパーさんにお願いしています。

 

大体の方が朝の服薬に重点を置き、昼や夜はご本人にお任せ

するパターンが多いです。

 

依頼が来た時はほとんどの方が「全然飲んでいなくて」という

ご家族の相談から始まります。

 

私の母は夕食後の服薬で、ちゃんと飲むようにヘルパーさんが

母の目の前に出して帰ってくれていました。

 

でも目の前に置いてあっても飲みません。

 

忘れるんです。

 

ですから今はヘルパーさんが帰る時、一口何かを食べさせてもらって

目の前で飲んでもらうようにしました。

 

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そのやり方で何とか服薬忘れがなくなりました。

 

ここにたどり着くまで、結構な日数がかかっています。

 

 

最近服薬依頼された利用者さんは、1日3回の服薬があります

 

朝の内科の薬は何錠かが1包化されていますが、整形外科の痛み止めは

錠剤のシートのまま朝昼夜1錠ずつです。

 

1日3回は単位数の関係で訪問できないので、まず2回朝夕訪問して

様子を見る事にしました。

 

薬は娘さんがお薬カレンダーに入れて行って下さいます。

 

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朝訪問して服薬の確認をします。

 

何日か訪問した結果、訪問時に飲んでいる事もあるし、飲んでいない

事もある。

 

更には痛み止めを朝から2錠飲んでしまっていたり、その日の薬では

ない所から飲んで、その日の薬はそのまま残されていたり。

 

行ってみないと何が起こっているかわからないような状況です。

 

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こうなるととても管理が難しく、ヘルパーの立場から言うと、完全に

ヘルパー管理にして、訪問してから手渡しして服用してもらうのが

一番確実です。

 

でもご家族の立場からすれば、できる事はやってもらいたいし、できなく

なってしまうような支援はしてほしくないと思います。

 

服薬は忘れてしまっていれば飲んでいただければそれで良いんですが、

多く飲んでしまうとどうしようもありません。

 

痛み止めは胃に負担がかかりやすいので、それを一気に2錠飲んでしまい、

胃の調子を崩してご飯が食べられない様では困ります。

 

そのたびに家族連絡はしていませんが、ケアマネさんには報告しています。

 

結構ご家族によっては、「適当で良いですよ。今まで全然飲んでいなかった

んだから。」と言われる方も多いです。

 

それでも私たちとしたらしっかり決められたとおりの服薬をしてほしい

ので、適当にってわけにはいきません。

 

今後どのようにご家族が考えるのか、今はまだ様子見の段階です。

 

いずれにしても重複服薬や過剰服薬だけは避けないといけないと

思っています。

 

 

 

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