最近体の調子が悪く、頼むから病院に連れて行ってくれと言われ
受診をしたおじいちゃん。
このおじいちゃんは肝臓に腫瘍があります。
でも悪性のものではなく、良性の腫瘍なんだそうです。
でも体調が悪く、体のどこかで何かが起こっているのは確か
でした。
そして受診の結果、肝臓からの出血があり、それは以前から
あったもので、それによる貧血が今回の体調不良の原因でした。
朝食前に貧血の薬を服用するように指示が出ました。
飲み始めて二日もするとすっかり体調もよくなり、表情も明るく
なってホッとしました。
ところが体調が良くなった途端、貧血の薬を飲みたくないと拒否
するようになりました。
飲まなければまた貧血が進み体調を崩してしまいます。
私たちは服薬を強く勧めました。
でも絶対に飲もうとしません。
拒否する理由は何?
話を聞くと、この薬を飲んでから便が緩くなってしまい
トイレが間に合わずに失敗してしまうのが辛いとの事
だったんです。
拒否する理由がはっきりしていました。
便が多少緩くなっても貧血の薬の方が大事だと思います。
若い人なら当たり前にそう思います。
でも高齢者にとって排便を失敗する事はできれば避けたい事です。
若い人にはわからない大変さがあるんです。
失敗した→トイレの掃除→着替え→洗濯
これを一人でやるには若い人の3倍は時間がかかります。
このおじいちゃんの場合、洗濯も掃除もヘルパーが行っています。
やはりヘルパーにそんな汚染された洗濯や掃除をさせるのは、申し訳ない
と思っているのかもしれません。
私たちは便汚染の洗濯ものだって、別に何とも思いません。
また具合が悪くなるまで飲まないつもりでしょうか。
処方薬を自分のさじ加減で調整して飲む人は時々います。
整腸剤や痛み止めなら医師からも自分の体調で調整しても
良いと言われるかもしれません。
でも貧血の薬はそうではないはずです。
困りました。
おじいちゃんには元気でいてほしいです。
排便の失敗なんか気にしないでほしいです。
なかなか納得してもらえないんですけど。
次の受診ではこのことを報告し、相談しなきゃと思います。
普段は優しい穏やかなおじいちゃんが、この薬の事になると
頑固爺さんになります。
悩みどころです。
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