遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

嫌な記憶は鮮明に残っていた

 

 

 

今日ヘルパー管理者さんから電話がありました。

 

週3回夕方に調理で訪問してくれていたYヘルパーさんが、

夕方の訪問から外してほしいとの申し入れがあったとの

事でした。

 

ちょっとお疲れになった様で、日中の訪問は継続される様ですが

夜の訪問だけをしばらくお休みしたいというご意向の様でした。

 

そこでまた新しいヘルパーさんを紹介したいとの事で連絡が

来ました。

 

夕方のヘルパーは母の名前で訪問してもらっていますので、

母が了解すればいいだけのはずですが、やはり父にもその旨を

伝えてほしいとの事だったので、父にも伝えると返事をしました。

 

そしたら、以前母がたった1度訪問しただけで、「そのヘルパーさんは

今後やめてほしい」と管理者さんに電話をかけた事があったと話して

くれました。

 

そのような記憶はなかったので、ちょっとビックリしました。

 

管理者さんは、母はしっかりしていてちゃんと見ていると言います。

 

今回新たに訪問してくれるヘルパーさんはそんな事にはならないと

思うと言っていました。

 

私は母がそんな事があった事を記憶していないんじゃないかと

思いました。

 

でも管理者さんは「おそらく覚えていると思う」と言われました。

 

3分前の記憶もない母です。

 

まさかと思いました。

 

早速電話で聞いてみました。

 

「あのさ、前にね、たった1回だけ来てもらって断ったヘルパー

さんがいたって?」

 

「ああ、うん、いたわね。」

 

「たった1回で何がダメだったの?」

 

「なんていうのかな、態度っていうか言葉遣いも嫌だったわね。

他のヘルパーさんにああいう人はいなかったわよ。」

 

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随分とはっきり言います。

 

ちゃんと記憶していました。

 

「普通の会話は3分で忘れちゃうのに、随分はっきりとわかるわね。」

 

「そうね、それだけ嫌だったんじゃない。覚えてるもん。」

 

「そうなんだ。」

 

「夕方、もしそのヘルパーさんがまた来ることになったらどうする?」

 

「あの人が来るんだったら、ヘルパーさん来なくて良いわよ。」

 

「そんなに嫌なんだ。」

 

「そうね。嫌な人に来てもらう必要ないでしょ。」

 

これは本物なんだなと思いました。

 

言葉が命令口調だった様です。

 

それはヘルパーとしてNGです。

 

 

 

嫌な事は記憶から消えないんですね。

 

このくらい鮮明に覚えていた事に驚きました。

 

記憶をつかさどる海馬が全くダメになった訳ではないんですね。

 

一部分でも記憶が残されていた事に少し安堵する自分がいました。

 

母の認知症は、少し接したくらいじゃわからないと言われます。

 

かなりなんですけど。

 

他人に迷惑がかからなければ、まあ良しとします。

 

私より普段接してくださっているヘルパーさん達はやっぱり

信頼できると思います。

 

これからも両親をよろしくお願いいたします<(_ _)>

 

 

 

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