遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

利用者に教えてもらった事

 

 

 

利用者さんにはそれぞれ得意とする事があります。

 

お花を育てる事や野菜を育てる事等、都会育ちの私には

知らなかったことを、利用者さんから教えて頂く事が

多々あります。

 

転んで膝にけがをしてしまい、手術とリハビリを終えて

退院されたまだ70代の利用者さん。

 

膝を曲げる事ができず、長い時間の立位がまだ大変との事で

掃除と調理の依頼で訪問しました。

 

初回は掃除から始まったので、普通にお掃除を行いました。

 

次の調理で訪問した時、初めて若い時調理を仕事にしていた

事を知りました。

 

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それを知った瞬間から超緊張しました。

 

お料理教室なんて言ったことも無いし、本当の基本も知らない

私ですので、何が間違っているのかもわかりません。

 

一つ一つ教えて頂きながらお手伝いをしました。

 

その利用者さんから教えて頂いたことを紹介します。

 

何も難しい事ではありません。

 

・胡麻和えの味付けは、ゴマに調味料を入れたら火にかけて

練った方が美味しく絡む。

 

今まで胡麻和えを作る時、すりごまに砂糖・塩・醤油を入れて

ただまぜるだけで、野菜とあえていました。

 

そうじゃありませんでした。

 

すりごまに砂糖・塩・お酒・醤油を火にかけて練っておく。

 

お酒はどれくらい入れるのかを「よし」って言って下さいと

お願いし入れた所、ここでも一言言われました。

 

調味料を入れる時、ただ入れないで、鍋のふちに沿って

「一回し」とか「二回し」って入れれば、どのくらい入ったか

いつも同じ量が入れられるでしょ。ただそのまま入れたら

どのくらい入ったかわからないからね。

 

はは~ん。確かに。

 

 

・人参は着物の半襟と同じだよ。

 

かき揚げを作る時に玉ねぎを先に刻み、にんじんはどのくらいの

量にしますかと聞いたら、この返事が返ってきました。

 

意味わかりますか?

 

にんじんは多くても少なくてもダメなんだよ。

だから着物の半襟と一緒なんだよ。

かき揚げや、きんぴらごぼうもそうなんだよ。

 

へえ~、そういう事ですか。

 

その量を具体的には聞く事はできませんでしたが、適量が

あるんだという表現を半襟であらわした事はわかりました。

 

 

調理の援助で訪問しているんですが、まるでお調理教室の

先生と生徒状態です。

 

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この援助も今月いっぱいで終了の予定です。

 

ちょっと残念なところもあります。

 

この利用者さんは私に教える事で調理の感覚も取り戻し

元気になっていきました。

 

億劫だった調理をまたやる気になられ、今月いっぱいで

大丈夫だと言われました。

 

私も色々な事を教えて頂き楽しかったですけど、利用者さんが

また調理を再開する事ができるようになった事が、本来の

介護予防の使い方なので、良かったなと思います。

 

援助してあげられたのか、疑問もありますが、結果オーライ

だと思います。

 

今回のような調理援助は初めてでした。

 

時にはこんな先生と生徒状態の援助も悪くないなと思いました。

 

 

 

 

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