遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

「幸せすぎていつ死んでもいい」と言う利用者さん

 

 

 

 

訪問すると電話で泣いていた利用者さん。

 

一体何で泣いてるんでしょうか。

 

 

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この方は元々とっても社交的な方で、婦人会活動にも力を入れて

私たちが勤務する施設にもよくボランティアに来てくれていました。

 

でも年齢には勝てず、最近は一人での外出もできい状態です。

 

おじいちゃんがいたので話を聞くと、昨日友人夫婦2組が15時

頃から遊びに来て20時くらいまで大騒ぎしていったと教えてくれました。

 

 

食べ物や飲み物をすべて持参して、準備から後片付けまで全部やって

くれて、自分たちはただごちそうになっただけだったって。

 

 

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その楽しかった事。

 

おじいちゃんもいつもよりお酒の量も増え、沢山お話しし並んだごちそうも

一杯食べて、とにかく楽しい夜を過ごした様です。

 

そのお礼の電話をかけていたんです。

 

泣きながら言っていたのが、

 

「私たちみたいな幸せ者はいないわね。ご迷惑かけてごめんなさいね。

本当に楽しかった。もういつ死んでも良いと思ってるわよ。」

 

「幸せ過ぎて」と泣いていたんです。

 

このご夫婦は昔から若い人の面倒をよくみてくれて、誰からも

好かれるご夫婦だったんです。

 

このご夫婦が良い人だったから、今でも感謝の意味もこめて

恩返しをしているんじゃないでしょうか。

 

そう思います。

 

そんな若い人たちに今でも感謝の言葉を述べて幸せだと言って

泣いているんです。

 

私もこんな風に人に感謝できるお年寄りになりたいです。

 

愚痴ばっかり言っている人もいます。

 

それよりは人をほめたり、感謝の言葉を言ったりしている方が

数倍良いですよね。

 

この御夫婦を見ると、実家の両親に重なります。

 

夫婦二人で生活しています。

 

ヘルパーは毎日訪問してお二人を支えています。

 

いつでも前向きなところは母も同じです。

 

こういう風に年を取りたいと思ってもらえるような人に

なれたらいいですね。

 

心も体も健康でいられたら、そんな高齢者になれるはずだと

信じています。

 

 

 

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