遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

母の様子がおかしい。心配。

 

 

 

今日は日曜日でヘルパーさんも来ないので、父からも電話がなく

今日一日が無事に終わろうとしていました。

 

20時前になって父から電話が来ました

 

「あのね、お母さんの様子が何だか変なんだよ。」

 

「え?どうしたの?」

 

「お昼も夜も食べたくないって言ってご飯を食べないんだよ。

薬を飲まなきゃならないんだから食べなさいって言うんだけど

食べたくないしか言わないんだよ。」

 

「おとうさんは?食べたの?」

 

「今食べたけどね。」

 

「お母さんに代わって。」

 

「はい。おはようございます。」

 

「あら、おはようございますなのか。」

 

「え?違うの?」

 

「今何時なの?」

 

「19時45分よ。」

 

「じゃあ、外は暗いんじゃないの?」

 

「そうね。まだ暗いわね。」

 

「まだ暗いんじゃないの。これから夜中になるの。」

 

「そうなの、何でもいいや。」

 

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「夜の薬は?今日はヘルパーさん来ないから自分で飲まなきゃ

ならないでしょ。今日の薬は?ある?」

 

「今日の薬?28日あるわよ。」

 

「ご飯食べてないなら、多めのお湯で飲んでちょうだい。」

 

「この薬を今飲めばいいの?」

 

「そう。多めのお湯でね。」

 

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「じゃあ、今飲むね。」

 

 

そう言って携帯電話を置いて、そのまま電話がつながっていることを

忘れてしまいました

 

 

こちらからいくら呼び掛けたって聞こえるはずがありません。

 

仕方がないので家の電話にかけなおしました。

 

父が出たので、今の状況を話しました。

 

父もいつもと違う母だと言っています。

 

ボソッと母が

 

「お腹痛いな。」

 

と言いました。

 

お腹が痛くてご飯が食べたくないのか。

 

いつから痛かったんだろう。

 

聞いてもわからないと言います。

 

今晩寝て、明日の朝普通にコーンフレークを食べられれば特に

問題ないんでしょうけど。

 

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明日の朝、父が母の様子をまた報告すると言いました。

 

 

 

昨日やっといい方向に向かいだしたと言ったばっかりなのに、

今度は母に異常が見られます。

 

話す声にも元気がなく、やっぱりいつもの母ではありません。

 

昨日の母はデイサービスで楽しんできて、声も生き生きとして

いました。

 

心配ですが、今晩はそのまま休んでもらいました。

 

明日の父からの報告を待ちたいと思います。

 

父もなんとなく危機感を感じています。

 

何事も起こりません様に。

 

 

 

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