遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

何とか回復した様子

 

 

 

 

今朝父から昨晩の母の様子の報告電話が来ました。

 

夜中にトイレに起きた母がなかなかベッドに戻って来ないので、

さすがに心配になったので、眠かったけど見に行ったそうです。

 

そしたら台所に行ってお水を飲んで、前から書いている自分の行動を

紙に書いていた様です。

 

「トイレに起きて水を飲む」って。

 

そしてその後休んで、今朝はロールパンを1つ食べたと言っていました。

 

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ロールパン1つでも食べたのなら良かったです。

 

電話を母に代わってもらいました。

 

「もしもし、おはようございます。」

 

今朝はちゃんとおはようございますって言いました。

 

「おはよう。体の具合はどお?」

 

「大丈夫ですよ。」

 

「お腹は痛くないの?」

 

「大丈夫、痛くないですよ。」

 

「それなら良かった、心配したわよ。」

 

「ご心配おかけしてすみませんね。」

 

「お母さんが元気がないってあんまりないでしょ。」

 

「そうね、いつも元気だからね。」

 

「パンは美味しいと思って食べられた?」

 

「そうでもないわね。」

 

「仕方なく食べたの?」

 

「そんな感じかしら。」

 

「そうねまだいつものお母さんの声じゃないね。」

 

 

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「そうかもね。」

 

「水分だけは忘れないで摂ってよ。」

 

「はい、わかりました。」

 

「ご飯食べなきゃ頭にも栄養行かないからね。」

 

「はい、わかりました。」

 

まだ本調子ではない様です。

 

母は普段はきはきと返事をします。

 

今日の母は、う~んって考えながら返事をしています。

 

朝の時点ではそんな感じでした。

 

 

 

夕方のヘルパーさんがいる時間に電話をしてみました。

 

今日は私公休日だったので電話をかける事が出来ました。

 

母の様子を伺うといつもと変わりなく元気になっているとの事。

 

今日のヘルパーさんは朝の父の清拭にも来てくださっているので、

朝と夕方と2回母の事を見ています。

 

昨日のようなおかしな発言もなく、会話も普通との事で昼食も

ちゃんと食べた様です。

 

パットに便の付着があったので、やはり昨日はお腹の調子が

悪かったんでしょうと言っていました。

 

食べなかった事が良かったと思うと言っていました。

 

おかげで今日は回復した様です。

 

 

 

見えないところで起こっているので、余計に心配をしてしましました。

 

会って話をしているヘルパーさんが大丈夫だと言っているので、きっと

もう大丈夫なんでしょう。

 

良かったです。

 

昨日はマイナスな事ばかり考えてしまい、上京して仕事も休んで、

帰宅しても復帰させてもらえないなんて事を考えてしまいました。

 

もちろんコロナさえなければすぐにでも行くんですが、それも

出来ずにいる事がとっても苦しいです。

 

ヘルパーさんを頼りにして、いつまでも家で自由に気ままに生活して

もらいたいと思っています。

 

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元気な母に戻った様でホッとしました。

 

 

 

 

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