遠距離介護ダイアリー

東京と東北間での遠距離介護は突然始まりました。私はホームヘルパ ーを25年以上やっており色々な在宅介護を目の当たりにしてきました。人間誰にでも訪れる介護の話を日々綴っていきたいと思っています

買い物の援助

 

シニアのあんしん相談室

 

 

今日は買い物援助のお話です。

 

私の勤務する事業所がある地区には数年前にタクシー会社が

無くなりました。

 

高齢者の大事な足が無くなってしまったんです。

 

バスは1時間に1本あるかないかの地区です。

 

町の中に生活用品を売っているマーケットは1件だけ。

 

そこも決して品数が豊富なマーケットではありません。

 

ここの地区の高齢者にとって買い物も無くてはならない援助

なんです。

 

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私たちが調理を行う際の食材をお任せで購入する方は、やはり

少し遠くても大きいスーパーまで行って、安く品数多くを希望

されます。

 

渡されるお金の中で必要なものを購入しなければなりませんので、

自分の携帯電話の電卓機能を使って、お預かりした金額を打って

購入金額を引き算しながら。金額オーバーしないように買い物を

していきます。

 

その方の場合は質より量で勝負します。

 

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でも高齢のおばあちゃんたちは、美味しいものを知っていて、

納豆一つでも自分の好みにあったもの、美味しく食べられる物

を買ってきてと指定されます。

 

先日も松島トマトを買ってきてと言われ、松島トマトが無かった

ら買わなくて良いと言います。

 

もう美味しくない物は食べたくないんだそうです。

 

高くても美味しい物を食べていきたいと言われます。

 

そこで頼まれたものを後日自分でも買って食べてみています。

 

すると本当に美味しいんです。

 

普段見過ごしてしまうような物でも、美味しいものを知っていて

いつこれが美味しいとかの知識を得ているんでしょう。

 

不思議です。

 

 

買い物って事前に細かく聞いていきますが、それがなかった時

どうするかを聞かないと大変な事になる事があります。

 

希望の物がなかった時、いらないのか他の物で良いのか。

 

ちゃんと聞いていきます。

 

一番困るのが、まだ若い方から衣類の購入を依頼された時です。

 

「デイサービスに着ていくパーカーを買ってきて」と依頼された事があります。

 

何でも良いと。

 

これが一番困ります。

 

サイズは聞いていきますが、色だったり、柄は任せると言います。

 

これには私のような年配よりは若いヘルパーの方がセンスも良いので

お任せします。

 

買ってきたものを気に入ってくれたから良いですが、大変だったようです。

 

 

買い物と言っても、食料品だけでなく色々な希望の物を依頼されます

ので、難しいんです。

 

お酒やたばこは購入できませんが、ペットのエサはグレーゾーンですね。

 

 

またヘルパーの仕事内容の事を色々とブログにしていきます。

 

 

 

 

 

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